学習指導要領改訂で「心の教育」を教科横断的に実現を(22)文科省は不登校経験者(H18)への大規模調査の結果(H26)を道徳授業に反映を
学習指導要領改訂に向けた子供たちへの意見聴取
これはとてもよい企画です。一方、不登校の増加に対し、文部科学省は平成18年度に中学3年生時不登校だった方へ平成24年10月~12月に大規模調査を実施しています。
「不登校に関する実態調査」 ~平成18年度不登校生徒に関する追跡調査報告書~(概要版)です。
この報告書の
不登校に関する実態調査報告書 第1部 調査の概要 ・ 第2部 基礎集計編
に「不登校のきっかけ」と「不登校継続理由」と「中学3年時の支援ニーズ(あればよかったこと)」が掲載されています。
不登校のきっかけは、「友人関係・先生との関係・親子関係などの人間関係」と「勉強がわからない」の大きく2つがストレスの原因いわゆるストレッサーであり、不登校継続理由として、「無気力」「行きたくても体の調子がわるい」は心身反応(ストレス反応)です。
注目すべきは、中3時の支援ニーズ(あったらよかったな)で、とても高かったのは
<5.自分の気持ちをはっきり表現したり、人とうまくつきあったりするための方法の指導>ですよ。
これ、道徳授業でできてます?できてませんよ。できないようにしたのです。先進国が社会性と情動の学習をいれているのに、「いやなことされたらどうする?><いじめのないクラスにするにはどうする?>と行動に焦点をあてた授業は道徳授業ではやりません、内面の資質を育てるのが道徳授業の目標ですと。道徳学者は、この不登校を経験した人の声を聴いたのかな、まさか知らなかったではすまされませんよ。と、私は、ずっと怒りつづけています。学研の道徳の教科書にアンガーマネージメントが付録として掲載されていて、「怒りにも問題のある怒りがあります。それは、ずっと怒り続けることです」とこんな間違ったメッセージ(怒りの感情に良いも悪いもな、怒りをどう表現(行動)するかが問題)を堂々と道徳の教科書に掲載してきた編集者・教科書会社・検定にたずさわってきた人に、怒り続けて、社会を変えていきたい。
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