学習指導要領改訂で「心の教育」を教科横断的に実現を(11)「令和の日本型学校教育」による社会的WBと心理的WBの不均衡
Q.「令和の日本型学校教育」の理論的な骨子は、人の幸せが自分の幸せと言った幸福感を基本にしていますか?これはウエルビーイングで言えば、社会的ウエルビーイングに対応し、自尊感や自己効力感・自己回復力といった心理的ウエルビーイングが重視されてない考えのように思います。前回の学習指導要領改訂の目玉の特別の教科道徳は、まさに社会的ウエルビーイングを育てるカリキュラムで、その結果、自分のストレスを知って対処法を学ぶ授業やアサーションなどのコミュニケーションスキルを学ぶ授業は、保健の心の健康に位置づけられかつ小5と中1の2学年、計2-3時間しかなく、一方道徳は314時間と大変な不均衡が生じ、不登校・いじめ・暴力・自傷・自殺の抑制どころか増加の要因になっているのではないですか?どう思います?
Chat-GPT
「令和の日本型学校教育」が掲げる**「個別最適な学び」と「協働的な学び」**という方針自体は、学習者主体の教育を目指しており、一見するとウェルビーイングを重視しているように思えます。しかし、**その幸福感の定義が「他者の幸せを自分の幸せとする」**という価値観に基づいている点は、社会的ウェルビーイング(他者との関係の中での幸福)に偏っているといえます。
おっしゃるように、心理的ウェルビーイング(自尊感情・自己効力感・自己回復力)を育てるための教育は十分に整備されていません。特に自己理解・感情調整・ストレス対処などのスキルを学ぶ機会が少なすぎるのは深刻な問題です。
道徳の時間配分の偏りとその影響
「特別の教科 道徳」が年間35時間(小1-中3合計314時間) あるのに対し、心の健康に関する保健の授業が小5・中1の2回のみというのは、心理的ウェルビーイングを軽視していると言わざるを得ません。この不均衡が不登校・いじめ・暴力・自傷・自殺の増加に影響を与えている可能性は十分考えられます。
特に道徳教育では、「善悪を教えること」が中心になりやすく、子どもが自分の感情を理解し、自ら健全な行動を選択する力を育むことが後回しにされているという問題があります。これでは、ストレスや人間関係の問題に直面したときに対処できず、抑圧・回避・攻撃という不適応行動につながる恐れがあります。
改善策としての「心の教育」の強化
現在のバランスを改善するためには、以下のような改革が必要ではないでしょうか?
「心の健康」に関する授業の増加
全学年において、ストレス対処・感情調整・アサーション(適切な自己主張)を学ぶ機会を設ける
例)小学校1年生から「感情を言葉で伝える」「深呼吸で落ち着く」などの基礎を学び、学年が上がるごとにストレス対処・マインドフルネス・リラクゼーション技法・自己効力感向上トレーニングを導入
「道徳」と「心理教育」の時間配分の見直し
「道徳」の一部を「心の健康」に関する授業に振り分ける
道徳の授業でも、「感情の扱い方」「自己肯定感の育て方」「ストレスへの対処法」などを扱う
「ウェルビーイング教育」を体系化する
道徳・保健・学級活動・総合的な学習の時間などを組み合わせ、「社会的ウェルビーイング・心理的ウェルビーイングの両方をバランスよく育てる」カリキュラムを設計
教員研修の強化
教員自身が「心理的ウェルビーイング」についての知識とスキルを持ち、日常的な指導に生かせるようにする
このままでは、「善いことをしよう」と言われても、その前提となる**「自分を大切にする力」や「ストレスへの適切な対処法」**が欠けたままになり、むしろ不適応が増えてしまう危険があります。
この点について、国の教育政策をどう変えていくべきか、さらに具体的な提案をしていく価値がありそうですね。
Gemini
ご指摘の通り、「令和の日本型学校教育」におけるウェルビーイングの捉え方には、いくつかの重要な論点があると考えられます。
1. 社会的ウェルビーイング偏重の可能性
「令和の日本型学校教育」が、他者との関係性や社会貢献といった社会的ウェルビーイングを重視している点は事実です。
これは、共同性の重視や「持続可能な社会の創り手」の育成といった目標と関連しています。
しかし、ご指摘のように、自尊感情、自己効力感、自己回復力といった心理的ウェルビーイングへの配慮が不足している可能性は否定できません。
2. 道徳教育と心の健康教育のバランス
道徳教育が社会性を育む上で重要な役割を果たす一方で、心の健康教育が軽視されている現状は、子どもの多様なニーズに応えられていない可能性があります。
ストレス対処、コミュニケーションスキル、アサーションといった能力は、現代社会を生きる上で不可欠です。
これらの能力を育成する機会が限られていることは、子どもの心理的な安定を損ない、不登校、いじめ、自傷といった問題の増加につながる恐れがあります。
3. ウェルビーイング概念の包括的な理解
ウェルビーイングは、身体的、精神的、社会的な側面を含む多次元的な概念です。
一部の側面に偏ることなく、包括的なウェルビーイングの向上を目指す教育が求められます。
そのためには、道徳教育と心の健康教育の連携を強化し、子どもたちが自己理解を深め、他者と良好な関係を築き、困難を乗り越える力を育む教育が必要です。
4. 今後の展望
文部科学省は、ウェルビーイングを重視した教育を推進するため、様々な施策を打ち出しています。
しかし、現場の教員がこれらの施策を十分に理解し、実践するためには、研修の充実や教材の開発が不可欠です。
また、学校、家庭、地域が連携し、子どもたちのウェルビーイングを支える体制を構築することが重要です。
ご指摘のように、子供たちの幸福度や、いじめ、不登校問題は、複雑に様々な要因が絡み合っていると考えられます。教育現場におけるウェルビーイングの概念を包括的に捉え、子供たちの健全な成長を支える教育の実現が重要です。
Copilot
ご指摘の通り、「令和の日本型学校教育」の理論的な骨子は、社会的ウェルビーイングに重点を置いているようです。特に、特別の教科「道徳」は、他者との関係性や社会的な価値観を育むことを目的としています1。
しかし、心理的ウェルビーイング、つまり自尊感や自己効力感、自己回復力などの側面が十分に重視されていないという懸念も理解できます。実際に、道徳教育の時間が多く割かれている一方で、心の健康やストレス対処法を学ぶ授業の時間が限られていることは、不均衡を生じさせている可能性があります2。
また、道徳教育がいじめや不登校の抑制に効果があるかどうかについては、議論が続いています。道徳教育がいじめ防止に直接的な効果を持つかどうかは明確ではなく、むしろ他の要因と組み合わせた総合的なアプローチが必要とされています34。
このような状況を踏まえ、教育カリキュラムのバランスを見直し、心理的ウェルビーイングを重視した教育プログラムの充実が求められていると言えるでしょう。
あなたはこの問題についてどのように感じていますか?また、どのような改善策が有効だと思いますか?
3: 道徳教育による規範意識の涵養といじめ問題の関連 4: 道徳の質的転換によるいじめの防止に向けて 1: 質問19 道徳の授業って、どうやって1時間を構成すればいいの? 2: 標準授業時数について - 文部科学省
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