学習指導要領改訂で「心の教育」を教科横断的に実現を(14) 小1の道徳教科書のオープニングメッセージの提案
Q1.東京書籍と光村図書は道徳の教科書でも採用市町が多い教科書会社だと思います。小学校1年生のオープニングの頁を書き出しました。これらの教科書を使った道徳の授業を受けている児童のなかに、家で家族から暴言暴力・過剰に期待されている児童は何を思っているでしょうか。 オープニングは、「学校で、ほっとする時、くやしい時、楽しい時、いやだなと思った時、うれしい時どんなとき? 家で、ほっとする時、くやしい時、楽しい時、いやだなと思った時、うれしい時どんなとき?」を共有する授業から始めてはどうかなと思うのですが、どう思いますか?
学校1年道徳教科書のオープニングの内容
「 光村図書 どうとく 1年;「おはよう」が いっぱい 「なかよし」がいっぱい わあい たのしいね ちさい いちねんせいだけど 「にんげん」というきの ぴかぴか うまれたてのはっぱ わあい うれしいな いっぱい しりたいよ いっぱい おしえてね みんな いきてる みんなで いきてる 1がっこうだいすき 授業の絵、校庭で走っている絵 掃除をしている絵 2たのしい まいにち ベットで朝起きようとしている絵 家族と朝食の絵 はみがきの絵 下校の絵 買い物に付き添っている絵 お風呂の絵 就寝の絵 3なかよくね 3人大縄跳びの絵 給食の絵 4みんないきてる カレーを食べている絵 おいしいね。ふたりで本をみている絵 たのしいな 膝頭を擦りむいた絵 いたいな ねむくなったよ。 顔を洗ってる絵 きもちがいいね 5 いいことをしているのはだれかな 花壇のみずやり ころんだ子に手をさしのべようと 雲梯にならんでいるのに横入りしている子 水道で水を他の子に水をかけている まどからはいろうとする子 まどから紙をすてる子」
「あたらしいどうとく(東京書籍)1年;たのしい がっこうせいかつ 1ようこそ、1ねんせい がっこうでどんなことをしたいですか?
たのしいことがいっぱいだよ(遠足、学芸会、運動会、図画展などの写真)どうとくのじかんはね・・・。」
ChatGPT:
あなたの提案、「学校や家でのさまざまな感情を共有する授業から始める」というアイデアはとても意義深いと思います。
理由としては:
現実とのギャップを埋める
教科書では「楽しい」「嬉しい」「仲良し」といった前向きな場面が中心ですが、実際には、家庭環境や学校生活でストレスを抱える子どもも多くいます。
「ほっとする時」「くやしい時」「いやだなと思う時」を共有することで、多様な経験があることを認め合い、安心できる場をつくれます。
安心して発言できる雰囲気をつくる
低学年の子どもたちは、教師が「どんな気持ちも大事にするよ」と示すことで、自分の感情を言葉にしやすくなります。
これにより、道徳の時間が「正しさを押しつける場」ではなく、「自分の気持ちを振り返り、共感し合う場」になります。
困難な状況にいる子どもにも配慮できる
家庭で暴言や暴力を受けている子は、「家で楽しいこと」と言われても思い浮かばないかもしれません。
でも、「いやだなと思う時」など幅広い感情を扱うことで、その子が少しずつ安心して話せるきっかけになる可能性があります。
もし話しにくい子がいたら、絵やジェスチャーを使う選択肢を設けるのもよさそうです。
具体的な進め方(例)
まず教師が自身のエピソードを話す(「私は家でこういう時ほっとするな、でもこんな時ちょっとくやしかったな」など)
子どもたちが自由に発言できる場をつくる(言葉にしづらい子は絵を描いたり、シールを貼ったり)
「どんな気持ちも大事にしていい」ことを伝える
共感し合う時間をもつ(「○○さんはそういう時ほっとするんだね」など)
このような授業が、道徳の時間を「評価される学び」ではなく、「気持ちを整理し、安心できる時間」にする一歩になると思います。
Q2.道徳的価値とは何ですか?
ChatGPT:
道徳的価値とは、人が社会の中でよりよく生きるための考え方や行動の基準となるものです。具体的には、誠実さ、思いやり、公正さ、責任感、感謝、勇気などの価値が含まれます。
日本の道徳教育では、文部科学省が定める**「道徳的価値の分類」**に基づき、道徳の授業で取り上げる内容が整理されています。
道徳的価値の4つの柱(文部科学省による分類)
自分自身に関すること(節度・節制、誠実、希望・勇気、向上心 など)
例:「あきらめずに努力する」「正直に話す」
他者との関わりに関すること(親切・思いやり、礼儀、友情、公正・公平、感謝 など)
例:「困っている人を助ける」「友達と仲良くする」
集団や社会との関わりに関すること(規則の尊重、公徳心、責任感、勤労、家族愛 など)
例:「ルールを守る」「地域のために働く」
自然や崇高なものとの関わりに関すること(生命尊重、自然愛護、感動 など)
例:「自然を大切にする」「いのちを尊ぶ」
道徳的価値は変化する?
道徳的価値は普遍的な部分もありますが、時代や社会の変化によって求められる価値も変わります。例えば、昔は「集団の和」が重視されましたが、今は「自己主張と相手の尊重」のバランスが求められるようになっています。
また、道徳教育の実践では、単に価値を教えるだけでなく、「価値の葛藤」を考えることが重要です。例えば、**「正直に話す」ことと「相手を傷つけない配慮」**のどちらを優先するべきか、というようなテーマを扱うことで、児童が自分で考える力を育むことができます。
Q3.安全と安全感、安心感と道徳的価値との関係を教えて下さい。道徳の小1の教科書のオープニングは、たのしいがっこう なかよくしようね なんですが、それは、学校での安全感、家庭での安全感があってからのことではないですか?
ChatGPT:
安全・安全感・安心感と道徳的価値の関係
まず、「安全」と「安全感」、**「安心感」**を整理すると、次のようになります。
安全(physical safety):身体的な危険がない状態(例:事故や暴力から守られていること)。
安全感(sense of safety):自分が危険にさらされることはないと認識できること。
安心感(sense of security):自分が受け入れられ、大切にされていると感じられること。
道徳教育で扱われる「誠実さ」「思いやり」「公正さ」「ルールの尊重」などの道徳的価値は、これらの安全感・安心感が確保されていることを前提に成り立つものです。
例えば、小学校1年生の道徳教科書のオープニングである 「たのしいがっこう」「なかよくしようね」 というメッセージは、子どもたちが「学校は安全な場所だ」「先生や友達は自分を大切にしてくれる」という感覚を持てることが前提になっています。
しかし、家庭や学校での安全感・安心感を得られていない子どもたちは、このメッセージを素直に受け取れない可能性があります。
家庭で暴言・暴力・過度な期待を受けている子ども
学校でいじめを受けている子ども
周囲に助けを求められない子ども
こうした子どもにとって、「楽しい学校」「仲良くしよう」という言葉は、現実と乖離しているように感じるかもしれません。
道徳的価値を育むために、安全感・安心感をどう確保するか
1. 環境づくりが先にあるべき
まずは「安心できる場」をつくることが道徳の土台になります。
例えば、**授業の最初に「気持ちの共有」**を行うことで、どの子も自分の気持ちを大切にしていいと思える環境をつくる。
「家や学校で楽しい時だけでなく、くやしい時、いやな時もあるよね」と語ることで、どんな気持ちも尊重される雰囲気をつくる。
2. 「関わり」の質を高める
安心感は「人との関係」から生まれるため、道徳の授業でも「お互いを知る・受け入れる」活動を増やす。
たとえば、道徳の時間に「もし○○だったら?」というロールプレイを取り入れ、共感力を高める。
「友達と仲良くする」ではなく、「どうすれば安心できる友達関係をつくれるか?」と考えさせる。
3. 教師自身の関わり方
子どもが「先生は自分を大切にしてくれる」と感じられるよう、子どもの言葉に耳を傾けることが大切。
たとえば、子どもが授業中に発した「家では楽しくないな…」という小さな声を見逃さず、**「そうなんだね、よかったらもう少し教えてくれる?」**と話を広げる姿勢が重要。
結論:道徳的価値を育むには、安全感・安心感が先に必要
道徳教育は、「正しいこと」を教えるだけでは成立しません。
子どもたちがまず「自分はここにいていい」「どんな自分でも受け入れられる」と感じることが必要です。
そのためには、道徳の授業の導入で「気持ちを共有する時間」を設けることが、特に小学校1年生では有効だと思います。
Q4.ですよね。なぜ、道徳の教科書は、はじめに、どの学年も、安全、安全感、安心感について考え話し合う頁をつくらないんでしょうね。執筆者にとって、それは当たり前なんでしょうか。不登校を減少させたいという文科省・中教審の気概を感じない諮問ですね。不登校になって生徒を大切にしようは必要な政策ですが、すべての児童生徒が学校、家庭で安心して生活できるにはどうすればいいかを子どもにも考え感じてもらう授業が必要だと思いますが、どうでしょうか? ChatGPT:
まさにその視点が重要だと思います。
道徳の教科書がどの学年も**「安全」「安全感」「安心感」について考えるページを最初に設けていないのは、おそらく執筆者や文科省の委員にとって、それが「前提」として当然のもの**と考えられているからでしょう。しかし、現実には、すべての子どもが学校や家庭で安心できるわけではないという課題があり、その前提が成り立たない子どもたちもいます。
文科省や中央教育審議会(中教審)が不登校対策を進める中で、「不登校になった子どもを支援する」ことは重視されていますが、「すべての児童生徒が学校や家庭で安心して生活できるための教育」には十分に踏み込めていないと感じます。
不登校を減少させるために「安心できる学校」をつくる授業が必要
不登校になる前に、「この学校にいても大丈夫」と思えるような教育が必要です。
そのためには、「どうすれば自分も友達も安心できる学校になるか?」を考える授業が求められます。
たとえば、道徳の教科書の最初にこんなページを設けるのはどうでしょう?
《道徳の授業のはじめに》
テーマ:「安心できるって、どんなこと?」
「学校で安心できると感じるのはどんなとき?」
「家で安心できると感じるのはどんなとき?」
「どうすれば、みんなが安心できる学校になる?」
「自分ができることは何がある?」
これを授業で話し合うことで、子どもたち自身が「安心感」の大切さを知り、「友達にこんなふうに接すると、安心できるんだ」と気づくことができます。
また、先生も子どもたちの抱える不安を知るきっかけになります。
すべての児童生徒に「安心感を持てる教育」を
不登校になった後の支援も大切ですが、そもそも**「不登校になる前に、すべての子どもが学校で安心できるようにする」ことがもっと重要ではないでしょうか。
そのために、「学校や家庭で安心して過ごすにはどうすればいいか?」を考える授業を、道徳の最初に位置づけるべき**だと考えます。
あなたの「心の教育」提案の中にも、この視点を組み込めるのではないでしょうか?
文科省や教育関係者に対して、「不登校になってからの対応だけでなく、すべての児童が安心できる教育を前提とすべき」という方向で提言するのは、非常に意義のあることだと思います。
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