心のサポート授業案小4きんちょうしたときイライラしたときどうする?
心のサポート授業案小4「きんちょうしたときイライラしたときどうする?」のパワポ授業案です。
担任が中心になって進めます。SC(冨永)と配置SCもできればいっしょに授業をします。SCは板書とリラックス法などの実技(動画があるので活用)と心理教育のメッセージ担当します。担任が負担のないように、スライドの下部に児童に対する教示を書いています。
もちろん、毎日児童たちと関わっている担任のアドリブで児童たちはノリノリに発言します。
ワークシートには、この授業では5項目のストレスチェック(兵庫県教育委員会はコロナ災禍の2020年に3万9千人の小中校児童生徒にこの5項目のストレスチェックを実施しました。5項目の合計点7点以上が高位10%です。ワークシートから児童の特徴が浮かびあがります。授業後の教員とのミーティングで重要な情報となります。また、児童にはワークシートに記載されたものは、名前をふせて、お便りに記載することを伝えて実施します。お便りは、児童と保護者あてに、A4裏表1枚にまとめて作成しています。
私は教育事務所配置のSCとして週に1日勤務しています。ちょっとしたきっかけで、衝動的な暴力があり、対応に苦慮している学校からの依頼で、心のサポート授業を行います。教育事務所には、教育相談力が極めて豊富な元校長、特別支援経験豊富な元校長、元警察官、SSWなどの学校問題サポートチームがあり、私はSC(SCSV兼務)のチーム員です。
SCの個別カウンセリングは情報共有の難しさがあります。しかし、授業を担任といっしょにすることで、同じ時間同じ空間で児童たちにかかわることで、情報共有は見える化されます。もちろん、児童にも児童の保護者とも情報共有できます。
この心のサポート授業を担任と協働で行う利点は、東日本大震災後の岩手で10年間、毎月2-3日、文科省の経費で、岩手沿岸のスクールカウンセラーのSVと学校訪問し心のサポート授業を経験させていただいたことで、確信しています。
下記のpptには動画は組み込まれてません。動画が重たいことと、著作権の問題があり、このパワポには組み込んでいません。
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ダウンロード - kokorosupportlessne4.pptx
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