ストレスマネジメント授業で活用できる社会応援ネットワーク発信動画
心の健康授業の一つにストレスマネジメント授業があります。小学低学年では、ストレスという言葉を用いずに、怒りや緊張の表情絵を
用います。この授業では、眠りのためのリラックスや落ち着くためのリラックスなどのストレスマネジメント体験が重要な活動です。
しかし、教員養成課程では、ストレスマネジメント体験を学ぶ機会がほとんどありません。そのため、スクールカウンセラーと共同で授業をするといいです。ただ、1回体験すれば身につくわけではなく、発表会や運動会(体育大会)などプレッシャーを感じる出来事の前などに、復習するよい機会です。スクールカウンセラーは、週に1日、6時間勤務という限られた時間しかありません。
そこで、児童生徒がリラックス法などのストレスマネジメント体験を日常で活用するためには、動画があれば、教員のスキルを補うことができます。
社会応援ネットワークは、東日本大震災後、文部科学省委託事業で「こころのサポート映像集」を制作し、被災3県の小中高特別支援学校、全学校にDVDが配布されました。当時日本ストレスマネジメント学会のベテラン会員が映像作成に協力しました。
最近は、ガンバちゃん(猫ちゃん)を主人公として、兵庫教育大学藤原忠雄教授をモデルにプロフェッサー・ターボーの10秒呼吸法、肩のリラックス法、漸進性弛緩法などが動画配信されています。まずは、教員からが体験してから、授業で用いるといいです。
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