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« コロナ禍における子どものストレスー目黒区議会で飯島和代区議ストレス学ぶ授業提案 | トップページ | 新型コロナウイルス誹謗中傷防止授業案―小5以上 SC福島美由紀さんとの合作案 »

2020年9月24日 (木)

兵庫県教育委員会企画小中高校生4万人弱へのストレスチェックの結果と考察(1)

兵庫県教育委員会から小中高校の約4万人弱の児童生徒の心とからだのチェックリスト(ストレスチェック)の結果が発信されました。何回かにわけて結果と対策について述べます。
【新型コロナウイルスについての学び】
1-1小学低学年(1年から3年)児童は、手洗い・せきエチケットはしっかりやっているが、「こわくて、おちつかない」などストレス反応が高い(「少し・かなり・ひじょうにある」合計35.9%;小4-小6は21.1%;中学生は14%)。
1-2高校生には、「コロナウイルスが、自分や家族にうつったときどうしたらいいか知っていますか?」という質問を行った。「少し知っている・よく知っている」あわせて、76%であった。「うつらないためにどうしたらいいか知っていますか」には、94.1%であった。

 

対策➨;文科省は中学生保健に新型コロナウイルス感染症に関する授業案を発信している。しかし、小学校は授業案ではなく指導例の発信にとどまっている。これは、わが国の学習指導要領において、保健の時数が少なく(小3・小4各4時間、小5・小6各8時間)、一方、道徳の時間は小中314時間である。正規の授業枠がないため、手洗い・マスク指導は徹底して行っているが、新型コロナウイルスが何かを学ぶ時間がなく、また死亡した例は日本ではないことなどを知らないことにより、恐怖を抱えているのではないかと推測できる。これは、小学高学年の児童にも言えることである。
また、高校生にはコロナウイルスに感染したときどうしたらいいかについて尋ねたが、2波では、学校関係者の陽性確認が相次いでいる。学校名が公表されると、全国から非難の電話がなりやまない。おそらく、政府有識者会議(分科会)は、「新しい生活様式」を提案しているが、それは感染しないためにどうしたらいいかという対策である。しかも、行動レベルの対策が提案されているため、それをきちんと守っていないから感染すると思い込んでいる人が多いのかもしれない。濃厚接触者・ないし疑いのあるものには兵庫県は積極的にPCR検査を実施している。保健所の指導は当初、濃厚接触者(マスクせずに15分以上会話)だけにPCR検査を実施することとしていたが、現実は、この定義に該当しない者の感染が確認されてから、教育委員会の働きかけもあり、疑い者へのPCR検査も実施されている。

 

そのため兵庫県教育委員会は、コロナ特別授業を対策としてあげている。
3か月休校で5教科の遅れを取り戻そうとするなか、正規の授業枠とは別に、特別活動などの時間に行うのは、無理がある。新型コロナに感染した人・医療従事者への誹謗中傷を防止するためには「道徳」の時間が適切であろう。ストレス学ぶ授業時間は小中9年間で2時間(小5と中1、各1時間)しかない。今作成している誹謗中傷防止授業案は、保健(コロナウイルスの知識;からだの健康;ストレスマネジメント;心の健康(ストレス学ぶ))、道徳(誹謗中傷防止)から構成している。
また、小学低学年は生活科もある。そこで、道徳・生活科・総合的学習・保健など教科の縦割りを排し、教科横断的コロナ特別授業を文部科学省・都道府県教育委員会は推奨するメッセージを発信してほしい。

 

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