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2018年3月 3日 (土)

災害後の子どもの心のケア(6)東日本大震災、これからの課題①

東日本大震災からまもなく7年が経過しようとしています。
発災当時1才の幼児が今小学校1年生です。
阪神・淡路大震災のあと数年して、どうも小学生が落ち着かない、という声を被災地・神戸の小学校でスクールカウンセラーをしているときに教師たちから聞きました。
 
東日本大震災では、長期の支援に携わる機会をえて、災害時幼児だった子の長期的支援が一つの重要な課題であることを確信しました。
そして、来年度から発災時0才の子どもが小学校に入学してきます。
震災の恐怖や悲しみを言葉にできない子どもたちです。
 
支援者のストレスに、二次的外傷性ストレスがあります。被災や被害にあった人の体験に寄り添い傾聴することで、同じようなトラウマ反応を抱えてしまう、ということがあります。悪夢をみる、そのことが頭から離れないなどの反応です。
 
これと同じようなことが、祖父母・親たちの震災体験の語りを子どもが聴くことで、悪夢をみたり、不安になったりすることがあるかもしれません。だったら、そんな悲惨な体験を語り継がなければ良いというわけにはいきません。次世代の命を守るためにも、語り継ぎは必要だからです。
 
それで、震災の恐怖や悲しみを伝えるとともに、そこで大人たちは、どんな工夫や対処をしたのか、ありがたかった支援はなにかも併せて、大人たちは語ってほしいのです。
 
それには、学校教育で「語り継ぐ防災教育と心のケア」の取り組みを展開することが一案だと思います。具体的な手順については、あらためて述べたいと思います。

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