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2016年5月10日 (火)

熊本地震と心のケア(24)机の下への避難行動について-命の三角形論争

熊本地震は、4月14日、16日と震度7が2回、震度6強が2回(4月15日、16日)、震度6弱が3回(14日、16日2回)、震度5強が3回(16日、18日、29日)、震度5弱が7回(14日、15日、16日4回、19日)と連続して起こっています(Wikipedia、熊本地震(2016年)より)。
これは安全感を脅かし、常に緊張を強いる出来事です。
地震ストレッサーへの対処としては、防災と減災です。
地震が起きたときどうする?という避難行動は、「机の下に身をおいて、机の脚をにぎって、地震がおさまるのを待つ」という定番の避難訓練が学校では行われています。
 
しかし、ネパール地震では、外にいて、揺れを感じ、家に入って、机の下に避難して家が倒壊して亡くなった方がずいぶんおられたと聞いています。この「机の下に」という防災訓練が、命を奪ってしまったということを教育関係者をはじめ多くの人が知る必要があります。
それで、「机の下」、「地震」をキーワードでgoogle検索すると、
「机の下じゃなかった!地震がきたときに生き残るための「三角スポット」」というホームページと「「地震が起きたら机の下より三角スポットへ!」を信じちゃいけないワケ」というホームページが1,2位でヒットします。
命の三角形(三角スポット:”Triangle of Life")は、 アメリカン・レスキューチームインターナショナル、隊長ダグラス・コップが提案しています。彼は、60カ国、875軒の倒壊した建物にもぐり込み救助活動した経験から、最も安全な空間は、三角に空く隙間であり、それを命の三角形と名づけました。そのため、揺れを感じたら、ベットの横や家具の横に身を置くことをすすめたのです。
これに対して、アメリカ赤十字が反論しています。
 
それを要約すると、命の三角形は、結果であり、揺れを感じたとき、命の三角形を予測できない、また、地震の揺れは縦揺ればかりでなく横揺れがあるので、家具の横に身を置くと、家具が横に滑って、押しつぶされてしまうということです。
 
以下のサイトが、翻訳されて参考になるでしょう。
 
 
 
"Drop, Cover and Hold on!" 避難行動のビデオがみれます。
安全確保行動のために、いまいる環境(建物の耐震など)を判断し、
どのような行動を選択するのがよいのかを、学校で、家族で話し合い、
余震があったとき、安全確保行動がとれたら、お互いをほめあうことが大切です。
そしてなにより、防災の取り組み(寝室には倒れてくるタンスなどを置かない、タンスには揺れ止めをする、など)を子どもといっしょにやることで、余震に対する対処力を高めていくことが必要です。
また、被災地での防災の取り組みでは、活動をはじめる前に、「命を守る大切なことだよ」と伝え、「ドキドキするのはとても自然なこと、息をゆっくり吐くとか、肩をぐるぐるまわしてからだをほぐす」などを取り入れて、「防災と心のサポートを一体に」すすめましょう!
 

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