熊本地震と心のケア(ストレス対処)(6)おびえる子どもにどうしたらいい?
熊本在住ではないが、震度3-4程度の余震でひどくおびえる子どもに、どう不安をとりのぞいてあげたらいい?と LINE Qの投稿を読みました。 LINEでの返信方法がわからないので、こちらでコメントします。LINEさんごめんなさい。
5才の息子さん、けたたましく鳴る地震警報の音、比較的大きな揺れ、これがトラウマになってしまったようです。昨夕は、揺れてないにもかかわらず、<ずっと涙目でゆれている>といっていたとのこと。トイレに一人でいけなくなった。息子さんは、普段から感受性が豊かなお子さんとのことです。
⇒ 感受性が大変豊かなお子さんですね。きっと思いやりもとても深いお子さんかもしれませんね。
〇揺れていないのに「揺れている」ということには、<そうだよね、あんな強くゆれたので、いまもそう思うのはとっても自然だよ。>と、当然の反応だということを伝えてあげるといいでしょう。
〇警報の音に対しては、<びっくりしたよね、こわかったよね、でも、あの音は命を守ってくれる大切な音だよ>と、大きな音の意味を伝えてあげるといいでしょう。そして、強い地震がきたとき、部屋の家具が転倒しないように、家具止めをつける、など、安心して休めるような防災体制を家族でいっしょに考えて、対処するのもいいでしょう。
〇トイレにいけない:これもとても自然な反応です。むしろ「怖いよー」と自分の気持ちや考えを行動で表現していることと受けとめるといいでしょう。<トイレにいけなくて、ひとりじゃいやだよ、ってよくいってくれたね、思っていることをいってくれて、お母さんうれしいよ>といってあげて、ほめてあげなかがら、しばらく、つきあってあげてください。 そちらの方が〈まえはひとりで行けてたでしょ。がんばっていきなさい〉と関わるより、はやく、自分ひとりで行けるようになります。後者のかかわりだと、問題が他の面であらわれていくことがあります。たとえば、よくわからないけどお腹が痛いとか、より体での訴えになっていくことがあります。
そして、お母さん自身、よく LINE Q に投稿してくれたと思います。 このように つよく不安を抱えている人はたくさんいると思います。
過去の災害から学んだことを、みなさんにお伝えしたいと思いますので、どうぞ、Qあれば、このブログにアクセスしてください。
ただ、今回の災害は前例のない災害のようですので、私にもわからないところがたくさんあると思います。そのときは、さまざまな分野の人の知恵をあつめて、この苦難に対処していきましょう。
« 熊本地震と心のケア(ストレス対処)(5)片田教授、広域避難を提案 | トップページ | 熊本地震と心のケア(7)NHK時論公論 子どもの心のケア »
「心のケア」カテゴリの記事
- 災害後の子どもの心のケアー平成30年7月豪雨(6)広島県こども支援チーム(2018.07.27)
- 災害後の子どもの心のケア(5)平成30年7月豪雨:県外からの子どもサポート(2018.07.24)
- 災害後の子どもの心のケア(4)平成30年7月豪雨:兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科の活動(2018.07.24)
- 災害後の子どもの心のケア(3)平成30年7月豪雨:子どもの居場所ーNHKあさイチ(2018.07.23)
- 災害後の子どもの心のケア―平成30年7月豪雨(2)心身反応のあらわれかた(2018.07.19)
« 熊本地震と心のケア(ストレス対処)(5)片田教授、広域避難を提案 | トップページ | 熊本地震と心のケア(7)NHK時論公論 子どもの心のケア »


コメント