熊本地震と心のケア(10)避難所で表現活動? News23で
4月22日(金) News23 で ある精神科医の先生が、避難所で、「大好きな故郷」というテーマで、子どもたちに絵を描いてもらい、ひとりずつ発表してたのが放送されていました。
地震でやまがくずれたけど、やまがなおってほしい。
橋がもとに戻ったらいいと思いました、
などと発表していました。
しかし、私たちの経験では、この時期は、地震にかかわる表現より、眠りのための工夫、イライラへの対処、など、日常生活が少しでもらくに送れるような活動の提案がいいように思います。
1995年の阪神淡路大震災後には、できるだけはやく怖かった体験を語り合うことが、PTSDを予防するというディブリーフィングの考え方が主流で、学校再開後、地震体験を絵に描いたり、作文を書く活動が行われました。
でも。いろいろな研究や、2001年911のあと、これは災害直後やってはいけないと、ガイドラインには記載されるようになりました。
私たちは、災害から1年後、2年後に、心理教育とストレスマネジメントとセットで、自分の
ペースを大切に、「震災からがんばってきたこと」「ありがたかったこと」「つらかったこと」など自分でテーマを行ってきました。そのことについては、ほかの機会に述べたいと思います。
この時期は、地震にかかわる表現よりも、安心を取り戻す活動を大人たちは提案した方がいいのではないかと思います。
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