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« 日本心理臨床学会第34回大会を終えて | トップページ | 災害後の子どもの心のケア(2)常総・鬼怒川氾濫水害ーびっくりしたね・たいへんだったね・こわかったね-担任からのメッセージ »

2015年9月24日 (木)

災害後の子どもの心のケア(1)-常総・鬼怒川氾濫水害

私がネパールを訪問している間に、常総市で鬼怒川が氾濫して大変な洪水被害が発生していました。今日、NHKお昼のニュースで、休校だった学校の授業が再開されたと報道されていました。校長先生は「大丈夫ですか?」と声をかけられていました。日テレニュースでは、他の学校の校長先生が「まけない」と書いた紙を子どもたちに、みせて、「まけないでください。どんなことがあってもまけない」とメッセージを送っておられました。

 

阪神淡路大震災後作られた「しあわせ運べるように」の歌詞にも「地震にもまけない、つよい心をもって なくなった方々のぶんも まいにちを大切に生きていこう」と「まけない」がメッセージに織り込まれています。

 

おそらく子どもたちは笑顔で登校してきていると思います。

 

私は、この「まけない つよい心」について、もうひとつのメッセージを校長先生には送ってもらいたいと思います。それは、「雨音が怖い」、「怖くてなかなかねむれない」、「こわかったことを思い出す」そういった心やからだの変化は、だれにでも起こるんだよ。大人でも子どもでも、そして安全になってから感じることが多いんだよ。

 

怖い気持ちは命を守る大切な気持ちだよ、そんなときは、担任の先生や校長先生にいってね。心配だよ、怖いよって、言えること、相談できることが、つよい心なんだよ。眠れないときは、眠れないよっておうちの人に言ってもいいし、ぎゅっとからだに一度力を入れて、ふわーっと力をぬいてみるのもいいと思うよ。そして、こんなときは、ちょっとしたことでイライラしたりすることがあるよ。そんなときは、ふっーと息をゆっくりはいて、友だちや家族の人にやさしい気持ちを届けてあげて。絆のちからでのりこえよう。

 

「だいじょうぶ?」と声をかけられると、子どもはだいじょうぶでなくても、「だいじょうぶ!」といってしまいます。それで、「昨日は眠れたかな?」「食欲はあるかな?」って声をかけてほしいと思います。

 

そして、防災体制や防災教育を学ぼうね。もっと安心の気持ちがふくらむよ。

 

といったもうひとつのメッセージを校長先生も担任の先生も送ってもらいたいと思います。

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心のケア」カテゴリの記事

コメント

冨永先生

この記事をご存知でしょうか。

黒板の字は全て読めませんが、
「びっくりしたね。たいへんだったね。こわかったね。」
3行後には
「いっぱいお話きくからね」
この先生はすごいと思いました。こんな言葉を書くことができる担任でありたいものだと思います。

また、記事の中では小6の子のインタビューがありました。その中で
「自分の家は大丈夫だったから家がダメになった友達に申し訳ない。」
と言っているんです。
自分のせいじゃないのに、そんなふうに思うんですね。

http://www.asahi.com/articles/ASH9J2QMFH9JUTIL006.html

                                        西本

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