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2015年7月

2015年7月 5日 (日)

民主党 文部科学部門会議 教育現場におけるストレスチェックの導入について

次の内閣 民主党部門会議日程表をみていたら、

7月9日
8:15 文部科学部門会議/衆1-地下1階 第5会議室
(議題)1.教育現場におけるストレスチェックの導入について、文部科学省よりヒアリング

と掲載されていました。
文部科学省は、教育現場におけるストレスチェックを考えているのでしょうか?

ストレスチェックには2種類あります。
1つは、ストレスチェックをしてハイスコアの児童生徒をリストアップして、スクールカウンセラーの個別面接につなげるという「スクリーニング」としてのストレスチェックです。
2つめは、児童生徒自身が自分のストレスを知り、どう対処したらいいかを学ぶ「セルフケア」のためのストレスチェックです。

スクリーニングモデルのストレスチェックは、10分ほどでできるので、忙しい学校教育では、どうしてもこのモデルを活用しようとします。
セルフケアモデルのストレスチェックは、1コマの授業が必要です。自分のストレスをチェックして、怒りがこの1週間たまっていたなー、とか、緊張していたなーということを振り返り、その怒りや緊張をどのようにマネジメントするかを学ぶストレスコーピングを
具体的に考えます。望ましい対処と望ましくない対処を考え、怒りを静める呼吸法などを体験します。落ち着いた心のつぶやきを考えてみます。
ストレスチェックを活用して、自分自身のストレスを知ることは、自分で自分のストレスをマネジメントする力を育てます。その上で、相談したい者は、担任やスクールカウンセラーに相談するといったシステムであってほしいのです。

どちらのモデルが子どもたちのためになるか、少し考えればだれにでもわかります。
スクリーニングモデルのストレスチェックは、大人が子どもを管理するという発想になってしまいます。これは、やめてほしいと思います。
すでに、岩手県教育委員会は311以来、「いわて子どものこころのサポート」のホームページを立ち上げ、こころのサポート授業案を配信し、セルフケアモデルのストレスチェックを全県下で実施してきています。

くれぐれも、スクリーニングモデルのストレスチェックの実施はやらないでほしいと思います。

2015年7月 4日 (土)

公認心理師法について(6)8日再提出?と精神科七者懇声明

河野正美衆議院議員の7月1日のtwitterで、8日(水)法案提出と発信されました。

いつも、国会の動向を情報発信していただけるのが、何より心強く、ありがたく思います。

政治をとても身近に感じることができます。私の父方・母方の実家は福岡なので、すばらしい政治家がおられることを伝えたいと思います。

かわの正美 ‏@mkawano2416  Jul 1 安保法制の政府案に対し「違憲」の声が多い中で、維新独自案は「合憲」と言われています。党内調査会の20回を超える議論に、大阪での橋下最高顧問を交えた勉強会、残るは国民へ如何に説明できるか。「公認心理師」は8日水曜に提出予定。明日は久々に厚労委で医療現場の問題を質します。着実に前へ!

そして、7月2日に、精神科七者懇談会は「 公認心理師法案の無修正成立についての声明」を発表しました。
https://www.jspn.or.jp/uploads/uploads/files/activity/20150702_shinri_seimei2.pdf

この時期をとらえた戦略は、臨床心理士4団体は学ぶ必要がありますね。

国会は、安全保障法案一色ですが、悲願の心理職の国家資格の成立を、今度こそやりとげてほしいものです。

「臨床心理士を国家資格に」「公認心理師法の議論をもっと」という一部の声はありますが、日本心理臨床学会が資格問題を契機に日本臨床心理学会から離れて独立して設立されたのが1982年、2資格1法案が頓挫したのが2005年7月の10年前です。

わが国の自殺率の高さ、虐待の増加を考えれば、ここで、心理専門家の国家資格を作り、国の制度のなかに、きちんと位置づけなければなりません。2条の4に、「心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供を行うこと。」とされていることも、子どもの教育では、スクールカウンセラーが担任をアシストして、保健体育や道徳や総合的学習の時間などで、心の健康に関する知識や望ましい体験的な学習を積極的に展開していくことができます。

道徳授業といじめ防止(1)道徳学習指導要領改訂解説書

文部科学省は、特別の教科 道徳の一部改訂した学習指導要領の解説書を公開した。

文部科学省のtopページから、教育⇒小学校、中学校、高等学校⇒道徳教育 の最後のページにpdfでダウンロードできるようになっている

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/doutoku/index.htm

改訂のポイントは、読み物教材中心から、児童生徒が考え話しあう、問題解決的な学習、道徳的行為に関する体験的な学習をとりいれるなど、教育方法の大転換が、ひとつであろう。

ちなみに、平成20年度の道徳の学習指導要領解説書で「ストレス」を検索してもヒットしないが、

平成27年度解説書では、35ページに

4 希望と勇気、克己と強い意志
より高い目標を設定し,その達成を目指し,希望と勇気をもち,困難や失敗を乗り越えて着実にやり遂げること。

学年が上がるにつれて,挫折や失敗を恐れる余りプレッシャーやストレスを強く感じて健康を害したり,誤ったストレスのはけ口を求めてしまったりする生徒も見られるようになる。
指導に当たっては,まず,生活の中で具体的な目標を設定させ,その実現に向けて努力する体験をさせ,その体験を振り返って,目標の達成には何が必要かを考えたり,
自らの歩みを自己評価させたりすることが大切である。

「ストレス」という用語が記載されている。またこの文章で、「自らの歩みを自己評価させたりする」という記載があり、これは、私が、チェックリストを活用した「自分教材」と呼称しているものと一致している。

さあ、道徳の時間を、真に児童生徒が自分を振り返り、よりよい自分に高めていく貴重な時間とできるように、良い指導案を積極的に作成していきたい。

ちなみに、平成20年に公開された同じ内容項目の記載は以下のとおりである。
平成20年学習指導要領解説中学校
(2) より高い目標を目指し,希望と勇気をもって着実にやり抜く強い意志をもつ。

中学生の時期は,自分の好むことや価値を認めたものに対しては意欲的に取り組む態度が育ってくる。また,希望と勇気をもって生きる崇高な生き方に憧憬をもつ年代
でもある。しかし,障害や困難に直面すると簡単に挫折し物事をあきらめてしまうこともあり,理想どおりにいかない現実に悩み苦しむこともある。更に,変化の激しい
社会であることから,中学生にとっては目標を立てにくい状況にもあるといえる。

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