2024年3月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

2024年3月 9日 (土)

能登半島地震と心のケア(3)

スクールカウンセラーが不安な気持ちの中学生に心のケア がNHKが放映されました。その授業でつかったパワポです。


ダウンロード - okunotostressmanagementclass120.pdf

能登半島地震と心のケア(2)

文部科学省派遣のスクールカウンセラーとして、①2024年2月5日~9日、➁3月4日~8日、羽咋市にある国立能登青少年センターを宿泊地とし珠洲市へ約100Km、片道2時間40分~3時間半(渋滞で)を毎日、4人のチームでレンタカーを運転して、珠洲市の学校訪問をしました。亀裂がはいった道路を応急復旧しているため地面をみながら減速しなければ、ガタンと車がはねあがり、車の天井に頭を打つこと度々でした。能登半島の付け根の羽咋市から能登半島の先端に位置する珠洲市に向かうにつれ、倒壊した家屋が増えていきます。

 阪神淡路大震災では、2階建ての1階がつぶれ2階が道路にせりだしている光景がいたるところでみられましたが、まったく同じ光景がみられました。ひとつ異なるのは、地面から突出したマンホールがいたるところにあることです。

<地下深くにある水などの「流体(液体と気体の総称)」が徐々に浅い所まで上昇し、断層は滑りやすくなっていた。さらに複数の断層が連動したことで、大地震となった可能性が指摘されている。>

上下水道が壊滅的に破壊され、その復旧は困難を極めている。この上下水道がなかなか復旧できないことが、家族や友人との離れ離れの生活を余儀なくされている一因になっていることを、児童生徒との個別面談で、ひしひしと感じた。

 

2024年1月 8日 (月)

能登半島地震と心のケア(1)

熊本地震の学校再開から1か月半後に提案した心のサポート授業のパワポ(くまモンキャラ活用)とワークシートを添付します。

能登半島の市町では物資が届かない避難所や孤立集落もあるとの報道です。この時期、県教育委員会は、学校再開後から中長期支援を視野に

心のケアと防災の活動プログラム(授業案やストレスチェックを活用した時期に応じた授業案)を確定し、市町教育委員会に提案されるのが良いかと思います。

①心のサポート授業1;学校再開から数か月後の間は、クラス単位で、日常ストレス(睡眠、苛々、体調)と余震ストレス(怖い)への対処を分かち合い、落ち着くため、眠りのためのリラックス法など体験を含む授業が有効かと思います。スクールカウンセラーや養護教諭などストレスマネジメントの経験のある人に応援してもらうといいでしょう。

(添付はくまモンになってますので、ご当地キャラクターに差し替えるか、キャラクターなしの授業パワポにして活用するのもいいでしょう)

➁心のサポート授業2;仮設住宅が建設され、ないし、広域避難で宿泊施設などで少し安全感が戻ったころに、トラウマストレスのチェックリストを含む心のサポート授業2を行うといいでしょう。

トラウマストレスチェックには、”地震”に特化しないチェックリストが望ましいです。➁の実施のころは、”地震”という言葉はトラウマ記憶のトリガーになり、それだけで、再体験反応を引き起こすことがあるからです。ただ、トリガーを強く避け続けることも、ストレス障害のリスクであることを教員や保護者は知識を得ておくといいでしょう。

➁は、岩手県教育委員会が実施してきた19項目版(小学校)、31項目版(中学校・高校)の短縮版で熊本版(10項目、15項目)が作成されています。

石川県も全県下で 心のサポート授業プログラムを立案実施されるといいでしょう。それは、①重災地域から避難している児童生徒がいること ➁心のサポート授業は、災害に特化してなく、いじめ・虐待などの暴力被害を受けている児童生徒もストレスやトラウマを学び、セルフケア力を高めるだけでなく、相談する力も高めるからです。また、重災地域とそうでない地域のストレス状況がわかることで、重災地域での支援の重要性・継続性が浮き彫りになるためです。その結果、人的措置(加配による教員増)の要求資料にも結果としてなくことがあるからです。

岩手県教育委員会は、沿岸だけでなく内陸も、全県下で、毎年、心とからだの健康観察によるストレスマネジメント授業を実施して、結果を県教育長が発表してきました。震災時幼児だった子どもが小学校に入学してきた時期の沿岸と内陸の要サポート率には大きな違い(沿岸の児童の率が高い)があり、支援の継続性の重要な資料にもなりました。

ダウンロード - kokorosupport1kumamoto.pptx

ダウンロード - wskokorosupport1.xls

 

このブログに、熊本地震と心のケア を連載しています。

 

2023年5月21日 (日)

心のサポート授業案小4きんちょうしたときイライラしたときどうする?

心のサポート授業案小4「きんちょうしたときイライラしたときどうする?」のパワポ授業案です。
担任が中心になって進めます。SC(冨永)と配置SCもできればいっしょに授業をします。SCは板書とリラックス法などの実技(動画があるので活用)と心理教育のメッセージ担当します。担任が負担のないように、スライドの下部に児童に対する教示を書いています。
もちろん、毎日児童たちと関わっている担任のアドリブで児童たちはノリノリに発言します。
ワークシートには、この授業では5項目のストレスチェック(兵庫県教育委員会はコロナ災禍の2020年に3万9千人の小中校児童生徒にこの5項目のストレスチェックを実施しました。5項目の合計点7点以上が高位10%です。ワークシートから児童の特徴が浮かびあがります。授業後の教員とのミーティングで重要な情報となります。また、児童にはワークシートに記載されたものは、名前をふせて、お便りに記載することを伝えて実施します。お便りは、児童と保護者あてに、A4裏表1枚にまとめて作成しています。
私は教育事務所配置のSCとして週に1日勤務しています。ちょっとしたきっかけで、衝動的な暴力があり、対応に苦慮している学校からの依頼で、心のサポート授業を行います。教育事務所には、教育相談力が極めて豊富な元校長、特別支援経験豊富な元校長、元警察官、SSWなどの学校問題サポートチームがあり、私はSC(SCSV兼務)のチーム員です。
SCの個別カウンセリングは情報共有の難しさがあります。しかし、授業を担任といっしょにすることで、同じ時間同じ空間で児童たちにかかわることで、情報共有は見える化されます。もちろん、児童にも児童の保護者とも情報共有できます。

この心のサポート授業を担任と協働で行う利点は、東日本大震災後の岩手で10年間、毎月2-3日、文科省の経費で、岩手沿岸のスクールカウンセラーのSVと学校訪問し心のサポート授業を経験させていただいたことで、確信しています。

下記のpptには動画は組み込まれてません。動画が重たいことと、著作権の問題があり、このパワポには組み込んでいません。
コメント欄にコメントいただければ幸いです。

ダウンロード - kokorosupportlessne4.pptx

ダウンロード - e4ws.pdf

ダウンロード - jyugyoryakuane4.docx


2023年3月 2日 (木)

心理の専門性と教員養成アンケート結果(1)

「心理の専門性を身につけた教員養成を」との萩生田政調会長の衆議院予算員会での提案(2023年1月30日)がなされ、岸田総理は「教員養成に加えて(大学院)2年間心理の専門性を身につけた教員養成を・・・」と答弁しました。私は不登校・いじめ・暴力・自殺が深刻な現状に対して、これまでの教育制度を見直す機会としてとらえたいと考えました。実は、兵庫教育大学、上越教育大学、鳴門教育大学は、現職教員のための新構想大学院として1978年に開学し今日に至っています。この45年に多くの教員が臨床心理学の大学院で学び、臨床心理士を取得して今日に至っています。すでに、教員が臨床心理の専門性を身につける制度はわが国にすでにあるのです。

ダウンロード - teachersc.pdf

そこで、兵庫教育大学臨床心理学修了生OBのMLで、2023年2月16日~28日の間、スクールカウンセラーの週に複数日勤務や常勤化に向けたアンケートをGoogleFormで行い、94名から回答を得ました。教員56名・SC31名・その他7名;計94名です。
1.スクールカウンセラー週に複数日勤務にすべき そう思う=97.9%
2.常勤勤務のスクールカウンセラーを毎年増やすべき そう思う=94・7%
3.教員にできる心のケア習得のため学期に1時間ストレス学ぶ授業を担任とSC協働で行うべき そう思う93.6%
4.心理専門性を身にけた教員のみでスクールカウンセリング行うべき そう思わない=81.9%

Ⅳ.教育分野での心理専門職の配置と活用について、望ましい制度(児童生徒や保護者の個別相談・教員へのコンサル・心理教育授業・常勤など勤務形態や他職種連携・給与処遇など)をお書きください。
には、74名が記述をしていました。KH coderにより、共起ネットワークを作成し、「常勤」と「授業」を検索語とした文章を結果としてしめしています。

ダウンロード - systemscteacher.emf

1995年阪神淡路大震災で心のケアが叫ばれ、1997年神戸児童連続殺傷事件で心の教育が提唱されました。結果、作成されたのが「心のノート」でした。それは、「心の健康ノート」ではなく「道徳ノート」でした。
日本は子どもの心理的Well-beingを培うチャンスを失い、道徳による社会的Well-beingに重きを置いたのです。そして2011年東日本大震災の年の10月に大津のいじめを苦にした自殺事件が起き、翌年に顕在化し、第2次安倍政権は、「いじめ・自殺」を防止するために、道徳を教科に2015年に決定しました。道徳の教科書は「心のノート」の物語教材をベースに作成され、小学校、中学校と全校実施となり今日に至っています。そして、2040年をみすえて、中教審は「日本社会に根差したWell-being」を標榜し、豊かな心の育成の柱に、道徳を据えています。1995年からはじまったスクールカウンセラー事業は、週8時間が週6時間に削減され、中学校全校実施、小学校も回数は少ないが配置され今日に至っています。次の学習指導要領の改訂は2027年完成とのこと。道徳が教科になる前は、道徳の時間に、ストレス学ぶ授業や仲間づくりのグループエンカウンターなども行われていました。しかし、2015年以降は、心理学や教育相談を熱心に学んだ校長のいる学校で、学級活動などの時間を工夫して、行ってきたのが現状でしょう。しかし、これまでの教育改革に課題があることは、多くの専門家の気づくところとなって、生徒指導提要(改訂版)が2022年12月に完成し、いじめ・暴力・自殺などの未然防止教育が強調されました。授業時間の枠を考えると、自殺や暴力の防止は、保健の心の健康が適合します。しかし、小5と中1にしか心の健康の時間はなく、かつ、計7時間しかありません。ストレス学ぶ時間にいたっては、小中9年間でわずか2時間しかないのです。次の学習指導要領改訂で、心の健康やストレス・心理教育の授業を1本の柱にすることが、暴力の抑止につながると私は考えています。
もう、3回目の教育失政は許されない。一方、道徳の教科化で、全国の全ての公立小中学校が同じ内容の道徳を学ぶことができるようになったことは、成果でしょう。おそらく、読み物教材一辺倒、物語の主人公の身になる手法以外の教授法も開発されていくでしょう。道徳の時間に、法律も学べるようにするでしょう。道徳は道徳で充実させていけばよい。一方で、「健康」を柱として、安全と健康、からだの健康、心の健康、健康と食・文化、健康と医療・福祉など、日本の強みである「健康」を教育の太い柱にすることで、健康産業の活性化にもつながるでしょう。身体的Well-beingと心理的Well-being、そして制度化された道徳による社会的Well-beingをコンセプトに教育改革を進めればいいでしょう。

2022年12月 9日 (金)

生徒指導提要(改訂版)2022年12月公刊にあたって

生徒指導提要(改訂版)が公開され、TWやFBでは、絶賛の嵐です。私も、全ページプリントアウトしました。各章を担当された委員、全体にかかわってこられた委員のみなさん、そして全体をとりまとめた八並光俊座長に心より敬意を表します。また、編集にあたられた文部科学省の方々に心よりお礼申し上げます。
 この公刊が真に子どもの幸せに反映されるために、私は2つの課題を記しておきます。
 1つは、暴力、自殺、不登校、性暴力などの各章での課題未然防止教育を実践する「授業の枠」の課題です。
 例えば、暴力の章では、「暴力行為の未然防止をねらいとする教育としては、道徳科や特別活動などの時間と関連を図り、教職員が、暴力や非行をテーマとした授業を行う、」と記載になりっました。7月案(2022.7.21)では「暴力行為の未然防止をねらいとする教育としては、特別の教科である道徳、総合的な学習(探究)の時間、特別活動などの時間を活用し、
・教職員が、暴力や非行をテーマとした授業・ガイダンスを行うこと、
・外部の講師を招いて、暴力防止、非行防止、薬物乱用防止、ストレスマネジメント、アンガーマネジメントなどに関する講話を行うことなどが考えられます。」と記載されていました。7.21版の方が、授業枠が明記されていました。
 一方、自殺の章では、「例えば、「心の 危機理解」については、高等学校保健体育科の「精神疾患の予防と回復」や中学校保健体 育科「欲求やストレスへの対処と心の健康」、小学校体育科保健領域の「心の健康」、ある いは「総合的な学習(探究)の時間」等において実施することが考えられます。その際、 保健体育科の教員や学級・ホームルーム担任と養護教諭や SC、SSW 等が協働で授業づく りを行うなどの工夫が必要です。」と8.26最終版でが「総合的な学習」は明記されてなかったのが、明記されています。
 そんな些細なことをと思われる方もいるかもしれませんが、これはとても重要なことです。道徳が教科になる前には、東日本大震災被災地では、ストレスマネジメントとストレスチェックを含む心のケア授業(心のサポート授業)を、道徳の時間に行うことができていました。しかし、道徳の時間に公にはできなくなりました。授業時間の枠は特別活動(学級活動)の時間しかなくなりました。ストレスチェックさえできればいいのなら、朝の会とかでやればいいとなって、ストレスアンケートだけでは二次被害を与えてしまうことを理解していない管理職の学校では、子どもに、心に傷を与えてしまうという逆効果になってしまいます。
 2つ目は、1つ目の課題と関連するのですが、名称問題、冠問題です。ストレスマネジメント教育、アンガーマネジメント教育の推奨が改訂案には記載されていますが、それらは「心理学や医学や保健学」を学問背景に展開されてきたものであり、「メンタルヘルス教育」「心理健康教育」「心の健康教育」が大冠なのです。決して、道徳学から発展してきた教育ではないのです。現在の学習指導要領では、「心の健康」は保健体育の保健領域の一つなんです。ですから、第2章 生徒指導と教育課程 の節には、道徳科、総合的な学習、特別活動がありますが、心の健康はないのです。生徒支援を考えるなら、「心の健康科、道徳科、総合的な学習、特別活動」と記載されるべきです。しかし、それは学習指導要領の改訂によってしか実現しません。
 小学生の暴力が2015年くらいから徐々に増加して今日にいたっています。現在週3時間ですがスクールカウンセラーとして勤務しています。暴力に苦しんでいる学校から「心のサポート授業(心の健康授業)」の依頼が増えてきました。私は必ず担任と協働で授業を行うようにしています。授業の指導案はパワポで構成し、担任が発問し、児童が挙手して、担任が指名し、発言を私が板書します。小3以下では、「ストレス」という言葉を使わずに、表情絵を使い、出来事、気もちとからだ、くふうと表記して内容はストレスマネジメントを実践していきます。怒りは悪いものではないそれはどう取り扱うかということを、お湯を喩えて、子どもたちに説明し、怒りを自分で和らげる体験と怒りを自他尊重の表現に変える体験を提案しています。あるべき姿は、「心の教育」の時間を設け、そのもとに「道徳」と「心の健康」を置くことが、子どもたちにとっても、教員にとってもわかりやすいと思います。心の教育にとって重要な「教育相談」も、「心の健康」授業の枠で実施できるようになれば、道徳が教科になったとき悉皆研修が行われたように、教育相談も悉皆研修ができるようになるでしょう。それには、教員養成課程の「教育相談論」を「心の健康論(教育相談と心の健康)」の改革も必要でしょう。
 日本には、子どもの課題行動の予防と成長を促す「理論」と「方法」と「人材」(養護教諭やスクールカウンセラーなど)があります。あとは、システム・制度をよりよくしていくことです。そのシステム・制度をよりよくするためには、当事者が声をあげるしかないのです。ここで当事者とは「子ども」です。しかし、子どもは今与えられている教育があたりまえなので、声をあげることはできません。できるのは、子どもの教育にかかわっている「教師」「スクールカウンセラー」「スクールソーシャルワーカー」「スクールロイヤー(第三者委員会など)」「スクールポリス(学校問題サポートチームの警察官OB)」などと「保護者」です。大きなうねりをおこさなければ、この生徒指導要領(改訂版)は、ほんの一部の心の教育を真に理解している学校長の下だけの子どもにのみ反映されることになるでしょう。(この記事はFB冨永良喜・公開で掲載しています)

2022年11月29日 (火)

ストレスマネジメント授業で活用できる社会応援ネットワーク発信動画

心の健康授業の一つにストレスマネジメント授業があります。小学低学年では、ストレスという言葉を用いずに、怒りや緊張の表情絵を

用います。この授業では、眠りのためのリラックスや落ち着くためのリラックスなどのストレスマネジメント体験が重要な活動です。

しかし、教員養成課程では、ストレスマネジメント体験を学ぶ機会がほとんどありません。そのため、スクールカウンセラーと共同で授業をするといいです。ただ、1回体験すれば身につくわけではなく、発表会や運動会(体育大会)などプレッシャーを感じる出来事の前などに、復習するよい機会です。スクールカウンセラーは、週に1日、6時間勤務という限られた時間しかありません。

そこで、児童生徒がリラックス法などのストレスマネジメント体験を日常で活用するためには、動画があれば、教員のスキルを補うことができます。

社会応援ネットワークは、東日本大震災後、文部科学省委託事業で「こころのサポート映像集」を制作し、被災3県の小中高特別支援学校、全学校にDVDが配布されました。当時日本ストレスマネジメント学会のベテラン会員が映像作成に協力しました。

最近は、ガンバちゃん(猫ちゃん)を主人公として、兵庫教育大学藤原忠雄教授をモデルにプロフェッサー・ターボーの10秒呼吸法、肩のリラックス法、漸進性弛緩法などが動画配信されています。まずは、教員からが体験してから、授業で用いるといいです。

社会応援ネットワークのストレスマネジメント動画

 

2022年11月25日 (金)

小学高学年ストレス学ぶ授業案(緊張と怒り)

小学校の高学年のクラスでストレス学ぶ授業を担任の先生と協働でやる機会が増えてきました。
授業パワーポイント;担任はスライドの□の文章で児童に問いかけます。

ダウンロード - elementarytension26anger.pptx


ワークシートです

ダウンロード - stressmanabutensionangerws.pdf

担任の先生が<ストレスってなに?>と発問し、挙手した児童を担任の先生が指名して、児童の発言を私(スクールカウンセラー)が板書します。緊張と怒りの表情絵を使い、ストレッサー(<どんなときイライラする?><どんなとき緊張する?>)、ストレス反応(<イライラしたとき体はどうなる?><緊張したとき体はどうなる?)、イライラのストレッサーがたくさん発言されます。自分のストレス反応を調べよう(ストレス反応10項目)。高いか低いか自分で合計して考えてもらいます。つぎに、試合試験発表の直前の対処、1週間前の対処、嫌なこと言われた時の対処をワークシートに書いて、班で話し合い発表してもらいます。ここで、問題に立ち向かう対処と気もちについての対処の解説をスクールカウンセラーがします。その後、眠りのためのリラックス法、落ち着くためのリラックス法をYoutube(冨永良喜)を使って練習します。次のテーマがイライラ・怒りで、これまで、怒りの表情絵をまねっこしてもらうように課題をだしても、笑ってばかりで怒った顔をしてくれませんでした。スクールカウンセラーが担任や児童たちに「あっちに行って」と言ってもきょとん?「どうしたらみんな怒った顔ができるかな?」と子どもたちに尋ねると「お母さんからゲームやめろ!」と言われる!ほかの子どもたちも「そうそう」と。ここで担任の先生が親役になって、<いいかげんゲームやめろ!>ある子どもたちは「うるさい!」私が<親に向かってうるさいとはなんじゃい!>もう一度、担任の先生が迫真の演技「とりあげるものならとりあげてーみろー」とか。子どもたちの爆笑つづく。子どもたちは「きれるか」「だまるか」自他尊重の言い方(アサーティブな言い方)が全く発言されない。私が<今やめようと思っていたところだったのに>(子どもたち「そうそう」)<僕のこと(私のこと)心配してくれているんだと思うんだけど、頭ごなしに言ってほしくないなー>子どもたち「えー、そんなこと言ったら、かえって言い返される!」ほんの5分の子どもの本音が言葉になってむちゃもりあがりました。最後に、ストレス対処10項目(問題に立ち向かう対処、傷つけ発散、感情押し込め対処)を解説。授業評価(役に立った、つらくなった、元気がなくなった、真剣に考えれた)と授業の感想を求めて45分!「ストレスは悪いものだと思っていたけど、エネルギーになることがわかった」「怒ってはいけないと思っていた」「ずっとがまんしていたけど、相談してみようと思った」「泣くのは弱虫だと思っていたけど、涙はストレスを体からだしていることがわかってよかった」道徳でなない心の健康授業も全学年でできる日本にしてほしい。教員とスクールカウンセラーや養護教諭・特別支援教諭がコラボすれば、人材は日本には豊かにある。授業案もある。ないのは、心の健康授業の時間が全学年でないということ。問題が起こっての結果対応に力点を置いてきた日本の不登校・いじめ・暴力・自殺対策。もっと、予防に力点を置いてはどうだろう。道徳も必要でしょうが、心の健康や法律学ぶ授業も必要。子どもが自分の心に多角的に、科学的に向き合うことができる学習指導要領の改革が必要だと思う。道徳の35時間を「心の教育」の時間にし「道徳20時間」「心の健康15時間」の改革の光をみてから、あの世に行きたいなー。

2022年10月27日 (木)

小3きんちょうしたとき、いらいらしたときどうする?

小3の「緊張したとき、イライラしたときどうする?」の授業案とワークシートです。

授業案はパワーポイントを使っています。

ダウンロード - elem3tensionanger.pptx

ダウンロード - elem3ws.pdf

 

社会応援ネットワークの動画(肩をつかったリラックス法、身体をゆるめるリラックス法、10秒呼吸法、落ち着くためのリラックス法など)を

使ってください。

2022年8月16日 (火)

生徒指導提要改訂素案(試案)を読んで(4)令和4年7月22日時点版を読むー自殺未然防止教育に道徳授業は?

大津中学生いじめを苦にした自殺事件を受け、いじめ・自殺防止のために、道徳を教科にしたのに、


自殺未然防止教育には、「道徳教育」という文言は1か所あるが、「道徳の授業」で自殺未然防止教育を、という記述はみあたらない。


 
191p 図8.3.1自殺予防につながる発達支援的生徒指導の 
課題未然防止教育として 「SOSの出し方教育を包含した自殺予防教育」の実施(保健体育の授業や学級活動・HR活動等における取組)と具体的に授業例(保健体育、学級活動など)が示されているが、ここに「道徳の授業」はない。ここに、道徳の授業と総合的な学習(探求)をいれるべきだろう。
一方、〇〇教育としては、193pに「道徳教育」ははいっている。道徳教育は、すべての教育活動のなかで行われるべきというのが文部科学省の考えであるが、肝心の「道徳の時間」に「SOS出し方教育を包含した自殺予防教育」を行えないのなら、

「いじめ・自殺防止のために道徳を教科にする」と掲げたのは、大津のいじめを苦にした事件を利用したのではないかと推測してしまう。
道徳学者は、道徳の時間に自殺防止授業ができないのなら、道徳学者は、年間35時間の道徳の時間を、そのうち10-15時間は心の健康の時間にすることを考えてほしい。

その際、自殺予防につながる教育活動全体を、児童生徒が「未来を生きぬく力」を身につけるという視点から、生徒指導・教育相談・キャリア教育・健康教育・道徳教育・特別支援教育を横断する重要課題として位置付け、教科の学習と教科外の活動を通じて知識と体験の融合を図りながら、全校体制で進めることが大切です。(193p)

«生徒指導提要改訂素案(試案)を読んで(3)令和4年7月22日時点版を読むーいじめ・暴力防止には総合的な学習の時間も使える