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2021年5月16日 (日)

新型コロナウイルス1800人意識調査(7)体調悪くても登校・出勤する

A16「体調が少しぐらい悪くても登校・出勤・外出する。」は、コロナ拡大の要の行動と考えられている。まず、年代ごとに、どのような回答かえられたかをみると、

ダウンロード - a16badbodycondition.jpg

「あてはまる」と「非常にあてはまる」の合計は、20才代~50才代は、8.4%~11%、60才代は4.4%

「どちらかというとあてはまる」+「あてはまる」+「非常にあてはまる」の合計は、20才代~50才代は、26.8%~33.5%、60才代は17.8%

であった。体調悪いとすぐにPCR検査を受けよう!そしてPCR検査がすぐに受けることができることが重要なことがわかる。

この意識に及ぼす他の要因を検討するために

A16を目的変数に、他の項目を説明変数に重回帰分析を行った結果、
1%水準で有意な影響を示した項目は
A05陽性とわかって誹謗中傷を受けるくらなら、体調が悪くても黙って登校や出勤した方がいいと思う。(β=.155, p<.001; r=.361)
A19濃厚接触者になっても新型コロナウイルスの検査は受けない。(β=.198, p<.001; r=.409)
A08自分がコロナ陽性になったら、なるべく人に知られたくないと思う。(β=.094, p<.001; r=.165)
A12 自分は手洗い・マスク・3密を避けるといった行動をしっかり行っている。(β=-.069, p<.01; r=-.191)
A15新型コロナウイルスは、発症するまでは、ほかの人にうつることはほとんどない。(β=.091, p<.01; r=.341)
S03こわくて、落ち着かない。(β=-.141, p<.001; r=.031)
S04自分が悪い(悪かった)と責めてしまうことがある。(β=.091, p<.01; r=.112)

 

であった。
A19とA05とA08が正の有意な関連をして示していること は、体調が悪くても、登校・出勤し、ないしは、濃厚接触者になっても、コロナ陽性がわかったり、コロナ陽性を知られたくないという心理があることを意味している。

A12感染防御行動とS03恐怖 が有意な負の影響を示していた。
S03は単相関がゼロにもかかわらずβは有意な影響を示していることから抑制変数と考えられる。
「こわくなんてないよ」と思っている人で発症前感染力を知らずに(A15)、手洗い・マスク・3密避けるといった感染防御をしてない(A12)人ほど、体調悪くても登校・出勤・外出する傾向にあるといえる。

 

和歌山県知事が「体調が悪いときはコロナを疑って、まずはクリニックに行ってPCR検査を申し出て下さい」と発信(その63;データに基づく知見と総力戦)

し述べているように、体調悪いと感じたら、すぐにPCR検査を受けることが、コロナの見える化とコロナ拡大防止行動になる。コロナ拡大防止行動を国民にメッセージを送るときに、コロナが無症状(発症前Pre、ずっとNever)で感染力があることをデータに基づいて、伝える努力が必要になる。

ダウンロード - badbodycondition.pdf

2021年4月26日 (月)

紙芝居「船越小学校物語」絵・文・中小路絵美さん;防災学習で活用ください!

2011年3月11日、岩手県山田町船越小学校.海抜13mの高さに校舎があり、昭和の地震でも津波は校庭までこなかった。

地震後マニュアルに従って、児童教職員は校庭に避難した。

校務員の田代修三さんは、津波がくるのではと防潮堤に駆け上がり、海をみた。4回目にみた船越湾は3っ盛りあがっていた。

頭が真っ白になり心臓がどっくんとうち走って佐々木校長先生に、「笑われてもいいのですぐに山へ」と進言。校長は即断し、道なき山を子どもたち教職員は登って行った。最後尾の子どもの足に津波がきていた。あと数分遅ければ、150人ほどの命がなくなっていたかもしれない。

2011年5月に船越小を訪問したとき、そのことを知り、2019年9月に田代さんや佐々木校長先生にインタビューをした。

防災講演会でこの船越小学校のことをお話しした。参加者のひとり、中小路絵美さんが、紙芝居サークルちょうちょの指導を受け、田代さんにお電話で当時のお話を聞き、絵を描き、シナリオを完成させました。

ダウンロード - funakoshielementaryschool20story.pdf

 

 

2021年4月21日 (水)

聡明で思いやりのあるリーダーを選ぼうー第4波の日本の新型コロナウイルス対策から

今、コロナが、
  いや日本のコロナ対策が、日本の人々を分断しています。
分断は、差別を生み、差別はコロナを拡大させます。コロナをコントロールするには、世代を超え、専門家・非専門家の区別を超え、総力をあげて戦わなければなりません。戦いに勝つには、聡明で思いやりあるリーダーとチームワークが不可欠です。
世代間は;   若者    と   年配者
仕事業種は;  外食業界・観光旅行業界 と 
  食品スーパー・デリバリー業界・ゲーム配信業界
学びは; 対面 か オンラインか
大阪日本城タクシー・坂本篤紀社長、いちはやくPCR検査つきツワー企画。しかし感染症専門家や芸能人風もと政治家は、「今日陰性でも明日は陽性かもしれない」と。その企画をつぶしました。政府自治体からの応援なしでした。
テイクアウト支援、わが家のお気に入りイタリアンレストラン、前菜・スープ・メイン、テイクアウトでもおいしいですね。テイクアウトにもっと支援をして、高級弁当もたまには食べたい。
学びも、文科省や大学の対面へのこだわりは、学生の声を聴いてのこと?オンラインで世界の人々とつながることが容易にできます。オンラインのよさ・すばらしさを大学は学生に提供してますか?オンラインで学生同士のグループ討議の機会を作ってますか?一方向配信の講義のつまらなさと気楽さ両方ありますよね。もし、対面のよさが、講義の合間の学生同士の談笑の要因が強いのなら、オンラインで談笑の機会を作ってはどうでしょうか。オンラインはコロナが絶対に感染しない人類が発明した智慧ですよ。PCR検査も見えないコロナを見える化した武器ですよ。PCR検査が安価か無料でできる大学次々に登場してますよね。政府がそれを支援できませんか?
また、なぜ、元気なのにマスクをしないといけないか、学生は知ってますか?マスクはうつさない力とうつらない力のどちらが大きいか知っていますか?フェースシールドは飛沫から目を守るツールであり、うつさない効果はほとんどないと富岳のデータ知ってますか?
飲食ダメだけではなく、WEB歓迎会をしましょう!と発信していますか?
なにより、無症状で感染力あること学生はデータや論文で確認していますか?大学は無症状の感染力の情報を学生に伝えていますか?
無症状感染者の感染力
;35% from pre-symptomatic 感染者;症状が出る前の感染力
;24% from never symptomatic 感染者 ;ずっと無症状者の感染力
- 合計 59%が無症状者からの感染
1) Johnasson, M.A. JAMA Network Open. 2021;4(1):e2035057. doi:10.1001/jamanetworkopen.2020.35057
☆黒木登志夫先生(元国立がんセンター長)の日記より(山中伸弥先生のコロナのHpにリンクがあります)
和歌山県のデータ、154名中発症1日前38件、2日前20件、3日前18件、4日前3件、計79件51%、症状がでるまえに感染させているということ知ってますか?(紀伊民報、2021年2月26日)
変異種(N501Y)の感染力、若年重症化、後遺症、それらの情報学生・大学職員知っていますか?
なぜ、PCR検査、日本は遅れたか。#うちで治そう #4日間はうちで コロナ専門家有志の会発信、発熱しても4日間うちで治そう それは、間違いだったでしょ。それきちんと謝罪してないですよね。 また7月6日、感度70%特異度99%と分科会感染症専門家が誤情報をだして、今も正式に訂正してないからです。7月16日参議院予算委員会で、東大先端研児玉龍彦教授、エピセンターに面にPCR検査をと。そのアイデア一部、尾身会長は発信しはじめましたよね。研究倫理で厳しく大学人は問われてますよね。盗作・剽窃の禁止。日本政府の感染症アドバイザリーボードは、きちんと引用して社会に発信していますか?
 イギリスジョンソン首相のように、無症状の感染力について国民にもっとはやく伝えるべきだったと謝罪。
 新型コロナはわからないことだらけだったから、過ちは仕方ないですよ。でも、過ちに気づいて謝罪しないのは許されませんよ。
 地方自治体に聡明で思いやりのあるリーダーがいます。私のネット検索では、和歌山県知事、山梨県知事、広島県知事、寝屋川市長、墨田区長・保健所長などです。
 自然災害では、ボランティア含め、総力をあげて、被災された方を支援してきた日本なのに、その知恵と人の絆が生かされてないのが今の日本です。
 日本がPCR検査、オンライン、ワクチンの後進国になってしまったのは、リーダーの決め方に課題があるからでしょう。イベルメクチンの発明、全自動PCR機の発明、唾液でPCRの開発、傑出した知恵者がいるのに、総力戦に組み込めないのが日本の変えるべき課題ではないでしょうか。赤旗に、黒木登志夫先生のコロナ対策の日本の課題が掲載されています。PCR検査抑制が日本の最大の問題との指摘です。与野党力を併せて、コロナに立ち向かわなければいけないのに、児玉教授を国会に招へいしたのが野党だから、黒木先生の意見は野党の新聞に掲載されたから、政府のアドバイザリーボードに委員としてお願いできないというのなら、それも変えるべき日本の課題ではないですか。
 聡明で思いやりのあるリーダー(感染症対策専門家の長、市町村議員から総理まで、学術会議の委員も、学校の長も、学会の長も)を選びましょう!
 あしたの日本の子どもたちのためにも。

2021年4月 6日 (火)

大学生版新型コロナウイルスを知って誹謗中傷を防ごう講義案

新学期がはじまりましたね。
関西(大阪府・兵庫県)と関東(東京・神奈川・千葉・埼玉)、宮城・山形、沖縄と、第4波がきており、大阪は変異株でも感染力が強いウイルスのようです。

 

なぜ、マスクをしないといけないですか?みんな元気ですよね。なぜマスクをするのですか?

マスク・手洗い・換気・不要不急の外出控えるとメッセージはながれていますが、ではなぜマスクがするの?

など当たり前と思っていたことを子どもは知らずに、こわい気持ちが大きくなっているのだと思います。


このコロナウイルスの怖い点は、無症状時(発症前無症状時期とずーと無症状の2タイプ)に感染力があるという点です。
しかも、高齢者や基礎疾患の方への重症化リスク・死亡リスクが高い点です。
また、サイトカインストームと呼ばれているように、一気に状態が悪化することがある点です。
ウイルスは、変異してくのが特性のようですが、感染力が強くなれば、病原性(殺傷力)は弱くなるのがこれまでのウイルスだったのに
新型コロナウイルスはどうもそうでないようです。
また、アジアは中国・台湾・シンガポール・ベトナム・韓国など、感染拡大してもはやく感染を抑えた国が多いのですが、
日本は、PCR検査に対して専門家が、感度70%特異度99%(2020年7月6日分科会)と発信したため、陰性なのに陽性と判定する率が100人に1人でるため、大規模検査をすると、例えば、10万人に有病率1%で、偽陽性990人でますよと発信しました。しかし、日本医師会Covid19は、感度80%特異度99.99%と発信しています。そうすると10万にに有病率1%で、偽陽性10人となります。
ニュージーランドも、オーストラリアも中国も、そして広島も大規模検査をして、偽陽性は問題になりませんでした。
PCR検査をして旅行ツアーを、PCR検査をプロスポーツ選手が、自民党議員も定期的なPCR検査をするようになりました。
残念ながら、分科会専門家は過去の情報発信の誤りをきちんと説明していません。
ぜひ、大学生は正しい情報をとりいれて、感染症対策をするとともに、感染したときに落ち着いて対応できるように学んでおきましょう。

※2021年4月10日兵庫県はうちわ会食を推奨するため32万枚うちわを配布と報道。ファイスシールドの効果は豊橋技術科学大学が2020年10月15日にプレスリリースされており、その資料を挿入しました。科学による政策が大事なことを学びましょう!

ダウンロード - coronapreventionsadenringuniversitystudent20210406.pptx

 

ダウンロード - pre20university20student.pdf

ダウンロード - post20university20student.pdf

※Googleフォームにて、講義前と講義後のチェックリストを作成しています。活用したい方は、私宛(tominagayoshikiアットマークgmail.com)あっとまーく=@ データが実施者のみ閲覧できる手続きをお伝えします。

2021年4月 3日 (土)

新型コロナウイルス感染症とスティグマ(1)

Villa,S.,Jaramillo,E.,Mangioni,D.,Bandera,A.,Gori,A. Raviglione,M.C.(2020.8)

 

Stigma at the time of the COVID-19 pandemic. Clinical Microbiology. 26(11), 1450-1452, NOVEMBER 01, 2020

 

Villaらイタリアの研究者たちは、この論文で時系列にそってCovid-19によるスティグマを記載しています。
Deeple翻訳したエッセンスを掲載します。

 

2020年1月、ほぼ中国に限定されている時期;中国人やアジア系の人々に対する言葉や身体的な攻撃が多くの国で記録されています。イタリアでは、身体的な暴力を含む数多くの人種的・暴力的行為が行われました。ヴィチェンツァ州では、若いアジア人男性が殴られ、暴言を吐かれ、若いアジア人女性は侮辱され、COVID-19を広めたと非難されました。

 

パンデミックがイタリアの領土に到達すると、そのスティグマは急速にイタリア民族に向けられました。COVID-19の流行で最初に被害を受けたイタリア北部の人々がすぐに非難され、南イタリアの人々は北部の人々に家を貸さないと脅されました。

 

COVID-19がパンデミックとなり、100カ国以上に影響を及ぼすようになると、スティグマと差別は再びそのパターンを変えました。ラテンアメリカ、アフリカ、ヨーロッパの国々で最も被害の大きかった地域の医療従事者や救急隊員が、汚名や差別の対象となったことはよく知られています。

 

[スティグマと差別は感染を拡大させる]

 

ほとんどの国では、COVID-19に関連するスティグマを防止・軽減するための適切なリスクコミュニケーション戦略の実施に苦慮している。偏見や差別が感染の拡大に果たす役割は、繰り返し強調されてきました。例えば、スティグマは、病気の人が疎外されるのを避けようとして、自分の症状を隠すことにつながります。このような反応的な行動は、感染性病原体の拡散を助長します。特に、症状が軽い人は、自分の状態を疑われないように、医療機関を受診することを避け、普段通りに行動します。このような行動は、感染を容易にするだけでなく、臨床状態の悪化を助長し、心理的な影響を及ぼす可能性があります。一方、COVID-19と診断された患者さんは、主に入院や自宅隔離の結果として、あるいは家族や知人に対する罪悪感から、不安や抑うつ状態に陥ることが多いようです。

 

政府は、市民社会に支えられながら、緊急に行動し、感染症の発生によって引き起こされるあらゆる形態の汚名、差別、外国人排斥と戦うことを明確に約束する責任があります。私たちは、自分たちの政治的な目的のために、感染症の流行による人間の悲劇を利用する人々を特定し、隔離する必要があります。社会的スティグマを軽減するための介入は、一般の人々の知識のギャップを埋めるためのリスクコミュニケーション戦略に加えて、移民や少数民族などの特定の脆弱な層にも注意を払い、「フェイクニュース」が広がらないようにする必要があります。例えば、医学会や科学会は、医療や公衆衛生の専門家が患者や一般市民を教育するためのアドホックな資料を作成することを奨励すべきである。その際、公衆衛生当局は、特にキーメッセージ(マスクの使用方法など)や技術的なガイドラインを作成する際には、メディアや一般市民に誤解される可能性があるため、コミュニケーションやソーシャルメディアの専門家に助言を求めるべきである。また、技術的な情報は、技術的な知識を持たない受信者にも理解しやすい明確なメッセージと組み合わせる必要があります。

 

公衆衛生と医療の専門家は、COVID-19の患者や生存者、医療従事者が直面する心理社会的な苦痛にも対処する必要があります。一般的に、これらのグループは偏見や差別のために、不安や抑うつに陥ることがある。このような感情に対処するためには、心理的な評価と支援を、それぞれのニーズを考慮して保証する必要がある(例えば、文化的に配慮したアプローチを行う)。さらに、病気のさらなる拡大や社会的不安につながるスティグマの悪影響を緩和するためには、社会的支援が不可欠です。この重要なタスクを処理し、不明瞭なメッセージや誤った情報のリスクを軽減するために、医学、社会、行動科学者、コミュニケーションやメディアの専門家で構成される学際的なチームを設立する必要があります。

 

正確な公衆衛生やグローバルヘルスへの介入が普及する世界を目指すのであれば、スティグマを予防するための正確なコミュニケーションが必須である。

 

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日本はどうだろう。分科会専門家は、#発熱しても4日間 #検査を少なくしたから抑え込めた #PCR感度70%特異度99%→大規模検査は偽陽性者をたくさんだすからダメ #無症状者に検査をしても無駄 #Gotoトラベルでは感染拡大しない #気の緩み(宮城のGotoEatにはふれず) 

 

まずなすべきは、政府感染症専門家が、この1年を振り返り、自らのチームが発信してきた情報で誤りがわかったものを説明することではないでしょうか。データに基づいた心のこもった情報発信が必要だと思います。

 

2021年3月26日 (金)

新型コロナウイルス1800人意識調査(6)「濃厚接触者になっても新型コロナの検査は受けない」と思っている人は、

ダウンロード - coronatestreject.pdf

A19「濃厚接触者になっても新型コロナウイルスの検査は受けない」
を目的変数、年齢、他の項目を説明変数とした重回帰分析の結果を添付します。

評定尺度は全くあてはまらない(1)-非常にあてはまる(6)の6件法

「濃厚接触者になっても新型コロナウイルスの検査を受けない」と思っている人は、
1)誹謗中傷を受けたことがある(A11)
2)無症状の感染力を理解していない(A15,A18)
3)体調悪くても外出する(A05,A16)

分科会感染症専門家がPCR検査に対して抑制的であり、感度70%特異度99%(2020年7月6日)、大規模検査では多数の偽陽性(陰性なのに陽性と判定され隔離される)がでるとの情報を流布した。
政府は、第3波の下げ止まりとともに、飲食店員や高齢者施設、また街中のモニタリング検査に舵をきった。
本1800人調査では、「濃厚接触者になっても新型コロナの検査を受けたくない」と思っている人が11.3%おり、その人の意識が「無症状時の感染力についての知識がない」、「誹謗中傷を受けたことがある」、と有意な関連があるわけだから、
政府はこのような意識調査を定期的に実施し、意識を変える情報発信をすべきです。
まず、第一にしなければならない情報発信は、尾身会長が、大規模検査に舵をきったことの説明、昨年7月6日のPCR検査特異度99%は間違ってました、無症状者へのPCR検査意味がないといったことも間違ってましたと率直に謝罪することです。
尾身会長が情報発信しなければ、コロナ専門家有志の会の一人でもいいのでデータに基づいて発言してください。それが第4波を抑えることができるかどうかの鍵だと思います。医学者なら、国民の命を守ることが使命のはずです。過去の情報の誤りは咎められるべきではありません。しかし、過去の情報が誤りだと分かった時点で、説明することが必要で、これをしないことは咎められるべきです。

 

 

2021年3月 9日 (火)

ストレス学ぶ授業の時間ー総合的な学習や特別活動でも―2021年3月8日参議院予算委員会での伊藤孝江議員と文科大臣の逐語記録

伊藤孝江議員;子どもたちの心のケア、ストレスを学ぶ授業についておうかがいいたします。コロナ禍のなか子どもたちにも大きなストレスがかかっております。長年、子どもたちの心のケアに一貫して携わってこられた兵庫県立大学大学院の冨永良喜教授からお話をお伺いをしました。冨永先生によれば、平時に、ストレスのメカニズムを学ぶことができれば災害やコロナの感染拡大といったつよいストレスにさらされた時にも子どもたちが自ら望ましい対処法を考え実行することができるとおっしゃられています。昨年12月伊丹市の小学校5年生の授業を見学させたいただきました。担任とスクールカウンセラーが連携して、自分がコロナに感染したとき友だちが自分のことを嫌がっていると聞いた、どう思ってどう行動するかという事案をもとに、一人一人が心のつぶやきとそれに基づく行動を書き出すんです。心のつぶやきとは、例えば腹が立つとか悲しいとか、うつったのは仕方がないのに、そこからどういう行動にでるかと例えば、腹が立つということであれば、言い返す、お母さんに言いつけるとかいろんなことがあったんですけど、なにが正しい行動なのか、どう思うことがだいじょうぶなのかと考えていく、その中で不安やストレスが大きくなると自分や他人を攻撃しがちになるけどそれは当然のことでもある。でも落ち着いて考えよう。かかったのが悪い事なのかどうか。一番つらいのは誰かな。原因はウイルスであって、その子ではないという理解にもつなげていくという形で差別などへの対処としてもされている授業でもあります。授業後の感想では、コロナに感染した人や医療従事者の方々を応援する言葉がでてきているということもお聞きをしております。
兵庫県では児童生徒のストレス状況を把握するため冨永先生の助言で昨年から同じ児童を対象に心のケアアンケート調査を行いまして、その結果を踏まえて、このストレスへの対処法を学ぶ授業の実施へもつなげています。
令和2年、昨年は子どもたちの自殺も増えました。中学生、高校生は過去最大の人数です。コロナ禍の今だからこそ児童生徒が新型コロナまたストレスへの対処法を学ぶ場を確保することの重要性がさらに増していると考えますが文科大臣いかがでしょうか?

文科大臣;新型コロナウイルス感染症の影響が長期にわたり、児童生徒がさまざまなストレスや課題を抱えるなか児童生徒の心理面の影響に対し、しっかり対応する必要があると考えています。子どもたちの不安や悩みストレスへの対処については、小中高等学校の体育科、保健体育科において指導しており、例えば中学校の内容ではストレスの原因への対処やストレスの原因についての受けとめ方を見直すこと、周りの人に相談することなど、具体的な対処方法を理解できるようにしています。また文科省においては児童生徒の心のケアの充実に向けスクールカウンセラー等について自治体からの要望も踏まえつつ追加配置のための支援を行うとともに、各教育委員会に対し養護教諭やスクールカウンセラー等による支援を行うこと、24時間子どもSOSダイヤルなど相談窓口を周知することなど児童生徒の心のケアに十分配慮するよう示しているとことです。これらの学習や支援なども併せながら子どもたちがストレスや心の健康問題に適切に対処できるように指導充実に努めてまいりたい。

伊藤孝江議員;このコロナ禍のこのタイミングを考えれば、やはり全児童生徒が学ぶ場を確保することが大事だと思っております。しかし日本の今の学習指導要領では、心の健康教育の時間は極めて少ない、現状でストレスを学ぶ授業をすることができるのは小5年と中1年に保健の各1時間しかない。これを来年度小1から高3まで全児童生徒を対象に新型コロナウイルスとストレスを学ぶ授業を行うことができるように、年間70時間今確保されています総合的な学習の時間を軸に、特別活動の利用できるよう明確に示していただきたいと思います。文科大臣いかがでしょうか?

文科大臣;児童生徒の心の健康やストレスへの対処等についての指導を学校教育のどのような場面で扱うかについては個別の指導内容や児童生徒の発達の段階に応じて、各学校において適切にご判断いただくものと考えています。例えば、保健体育科以外にも今先生ご指摘の総合的な学習の時間においてストレスを課題にして教科等横断的に探究的な学習を行う、特別活動の学級活動でストレスを含めた心の健康について問題としてとりあげ解決方法の話し合いや意思決定を行う。また関係団体や外部の講師の先生にきていただいて実施される健康教室で扱うなど、学校の教育活動全体で指導を行うことが考えられております。新型コロナウイルス感染症の影響が長期化するなか各学校において児童生徒が抱えるさまざまなストレスや課題に積極的に対応いただくように今先生ご指摘がありましたように、すでに昨年来、各教育委員会に先生の問題意識と同じようなこと、すなわち体育の時間だけでストレスのことを取り扱うのではなくて、子どもたちに対しさまざまな方向からこのコロナ禍で心理的に悩みやストレスを抱えているお子さん大勢いらっしゃると思いますので、子どもたちにしっかり寄り添っていただくように教育委員会の担当者に周知をしてまいりましたが、今ご指摘もございましたので引き続き取り組みを強化してまいりたいと思います。

2021年3月 8日 (月)

参議院・伊藤孝江議員の質問を受け、文科大臣「コロナ・ストレス学ぶ授業は総合的な学習や特別活動など教科横断カリキュラムで」と発言!

2021年3月8日参議院・予算委員会にて

文科大臣「コロナ・ストレス学ぶ授業は総合的な学習や特別活動など教科横断カリキュラムで」と発言!

今日の参議院予算委員会で、公明党・伊藤孝江議員が子どもの心のケア、ストレス学ぶ授業、コロナで悪口いわれたときの心のつぶやき・行動を考える授業の必要性を述べ、文科大臣が総合的な学習や特別活動など教科横断的カリキュラムで実施してよいと発言されました。感動です。

伊藤議員、兵庫県教育委員会、ストレスチェックのことも紹介してくださいました。

伊藤孝江議員;このコロナ禍のこのタイミングを考えれば、全児童生徒が学ぶ時間を確保する必要があります。現状の学習指導要領では、心の健康教育の時間は少なく、ストレス学ぶ時間は小5年・中1年に各1時間しかありません。新型コロナウイルスとストレスを学ぶことができるよう年間70時間確保されています総合的な学習の時間を軸に特別活動で利用できるよう明確にしめしてほしい、いかがですか。

文科大臣;総合的な学習の時間においてストレスを課題にして、特別活動では、・・・・と体育だけで取り扱うのではなく、子どもたちに対しさまざまに取り組めるようにと。

この質疑応答は画期的です。まもなく311,10年になります。被災地で、ストレスマネジメント授業を行うのに、どれほど苦労したか。学習指導要領には、伊藤議員が述べてくださったように、小中9年で、心の健康7時間、うちストレス学ぶ時間2時間しかないのです。

熊本地震被災地の学校でも、北海道胆振東部地震の被災地の学校でもストレス学ぶ授業時間の確保は困難をきわめました。

ある被災地の指導主事に今日のことをメールしましたら、「山が動きましたね」とお返事もらいました。

そして、災害トラウマストレスだけでなく、全国どこでも、いじめ・虐待・暴力トラウマや教師の体罰トラウマで苦しむ子どもたちがいます。

日本の学校教育のなかで、トラウマインフォームドケアのシステムをつくることができます。

画期的です。

参議院予算委員会2021年3月8日 
https://www.youtube.com/watch?v=CTEsPPl-uWM

ー2:47ころ

2021年3月 7日 (日)

アニメ・コロナに負けるな(4分26秒;社会応援ネットワーク発信)の授業での活用案

  1. コロナに負けるな!は社会応援ネットワークから発信されました。4分30秒ほどのアニメ動画です。
    ふくちゃん先生は、兵庫県スクールカウンセラー・福島美由紀さんをモデルにしています。私が監修を担当しました。
  2. 授業案をパワーポイントにして、ワークシートを作成しました。ワークシートは小2,小3,小4くらいで使えるかもしれません。   小1は、アニメ動画をみてもらって、わかったことを発言してもらって、それを先生が板書して、子どもの感想を残すようにしてはどうでしょうか。ワークシートの結果や板書の感想を保護者様に通信としてだすことで、家庭でもこのアニメ動画をみてもらい、親子で話しあうといいと思います。(2021年4月18日追加)
  3. ダウンロード - coronanimakerunaws.pdf

    ダウンロード - coronanimakeruna.pptx

授業案として、活用してはどうでしょうか?
めあて;コロナを知って、どうすればよいか考えよう。
<>が授業者の発問です。動画をとめて、児童とやりとりしながらすすめます。
1女の子;コロナに感染して治って学校にいったら悪口いわれていて・・
<これどう思う?>
2.ガンバちゃん;コロナで苦しんだのになんでまた苦しい思いをしなけれならないんだシャー(怒る)
<ガンバちゃんが怒るのもっともだよね。みんながこの女の子だったら、どう思う、そして、どう行動する(言ったりしたりする)?>
板書
    心のなかで思うこと   きもち    言葉や行動
              怒りの表情絵
              悲しみの表情絵

ふくちゃん先生;まあまあ落ち着いて、まずはゆっくり呼吸してからこの問題をかんがえようね。
<そうだよね、こんなことがあったら、怒るのは当然だよね。悲しくなることもあるよね。でも、落ち着いて考えてみるといいよ>
<落ち着くために、ゆっくり呼吸をしてって、ふくちゃん先生いっているけど、やってみようか?>(背を立てて、お腹に手をあてて、息を大きく吸って、そして、ゆっくり吐いてごらん。吐くときに落ち着くかもしれないよ)注1
注1;小学低学年には呼吸法はとても難しいです。ひとつは、子どもがどのような活動をしているか指導者にみえずらいです。それで、肩のあげおろしを提案してもいいでしょう。
もう腹立つ!ってこんな顔(怒り)になってみよう!からだどうなる?そうだね、手にも肩にも力がはいるね。落ち着くためには、肩の力を少しぬいたらいいんだよ。はい、みんな腹立つって、肩あげて、ゆっくり肩のちからぬいていこう。背筋はまっすぐだよ。

3.ふくちゃん先生、よく知らないから新型コロナウイルスって聞くだけでみんなぴりぴりしているかもしれないね。コロナウイルスの正しい知識を学びましょう。

4.これがコロナウイルス。大きさは1㎜の1万分の1.
  これってなにかに似てると思わない?
<なんに似てると思う?>

注;高学年では太陽の光冠 という児童もいるので、そう発言した児童もほめてください。
大辞泉コロナ【corona】1 太陽大気の最外層で、皆既日食の際に、黒い太陽の周りを取り巻く真珠色に淡く輝く部分。温度約100万度の希薄なガスからなる。         
(太陽のコロナから王様の冠ができたのかな?このコロナの語源、より詳しい人教えてください)

5.がんばちゃん:なんか王様の冠みたい
6.今回の新型コロナウイルスは、これまで6種類あって、新型コロナウイルスは7番目。

https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc/2482-2020-01-10-06-50-40/9303-coronavirus.html
国立感染症研究所Hpから
この教材を使うときは、これらの知識を知っておくといいと思います。

7.コロナの症状は ねつ・せき・だるさ、症状がでる2-3日前から人にうつすのよ。
<ほかに、どんな症状があると思う?>
味がわからない・においがわからない、高学年になると「後遺症がある・・・」と発言する児童もいる。よく知っているねとほめてあげるといいですね。
ガンバちゃん;症状がないのに人にうつるんだ。だからマスクするのか。

和歌山県のデータ(紀伊民報2021年2月26日);154人のうち発症当日が41件(27%)で最多だったが、続いて1日前の38件(25%)、2日前の20件(13%)、3日前の18件(12%)、1日後の14件(9%)などとなった。「第2波」までは推定されなかった4日前も3件(2%)あった。発症前だけで51%を占めた。発症5日後以降については少なかったが、10日後に感染させたケースもあった。 発症3日前12%、2日前13%、1日前25%、発症当日27%、1日後9%
※Xi He, et al., "Temporal dynamics in viral shedding and transmissibility of COVID-19." nature medicine, Vol.26, 672-675, April, 15, 2020感染させた者(Bさん)と感染させられた人(Aさん)77組➨感染させた者が無症状のときに接触した人が感染させられている例が15組ありました。

※ずっと無症状の人も感染力があるといわれています。新型コロナウイルスのやっかいなことは、無症状で感染させる力があるという点です。

7.でもどうやってウイルスは人から人にうつるの?
<手に、ウイルスがついたら、感染したことになるの?>
手についただけではうつらない、ウイルスがついた手で目をこすったり、口や鼻から体にはいると、からだの中でどんどん増えるんだよ!
ふくちゃん先生;飛沫感染、接触感染、エアロゾル感染
感染したにために、マスクをしたり(飛沫感染防止)、手を洗ったり(接触感染防止)、人との距離をあけたり(飛沫感染防止)、窓を開けて換気(エアロゾル感染防止)をしたりするのよ。

8.ふくちゃん先生;ちゃんと治った人からはコロナはうつらないんだよ。

9.それより怖いのは、本当はコロナにかかっているかもしれないのに、みんなから嫌がられるからって、調子が悪いのを隠して学校や職場に行ってしまう人たち、コロナが広がってしまうんだよ

私たちが行った1800人へのインターネット調査(2021年1月末)によれば、「誹謗中傷されるくらいなら、体調悪くても隠して登校出勤すると思う」に「あてはまる(そう思う)」との回答は、20才代20%、30代18%、40代16%、50才代12%、60才代9%でした。新型コロナウイルスは若者は無症状か軽症(後遺症も問題はありますが)、年配者の重症化・死亡率が高いことが特徴です。
新型コロナウイルスは、人への思いやりを試しているかに思えます。中傷差別は、トラウマストレスを与えるだけでなく、コロナウイルスが広がる要因になることはこれらのデータからもわかることです。

10.ふくちゃん先生;もしガンバちゃんがコロナにかかったらお友だちになにをしてもらいたい?
<みんなはどうかな、コロナにかかったら、友だちからなにをしてもらいたい?>
<友だちがコロナにかかったら、どんなことをしてあげたい?>

これはとても大切な設問です。直接会って話さなくても、電話、メール、WEB会話によって話すことができます。とくに、ZOOM、WEBEXなどWEBコミュニケーションが開発されています。日本の学校もやっとWEB授業ができるようになっているでしょう。(諸外国はすぐにWEB授業の環境を整えましたが、日本はこれも遅かったし、格差が自治体、公立私立によってもありましたね)。

思いやりと応援が、コロナをやっつけることを子どもたちに伝えたいですね。
日本は、陽性体験者が体験を安心して語り、その語りから学ぶシステムができてないように思います。これまで災害に苦しんできた日本は、語り継ぐ防災教育に力をいれてきました。それがまったくいかされておらず、これは変わるべきだと思います。

【補足解説】
1)日本政府・分科会感染症専門家のコロナ対策
無症状の感染力のある人を発見するために、濃厚接触者【患者と2日前に感染防御なし(マスクせずに)で15分以上接触した人;Covid19診療の手引き】にPCR検査をして、陽性とわかれば隔離保護するというクラスター対策をとってきました。
しかし、分科会感染症専門家は少ないPCR検査で対応することがベストと考えてきたようです。7月6日分科会(尾身茂会長)はPCR検査感度70%特異度99%と仮定して1万人のうち1%が真に感染したいるとして、99人が感染してないのに陽性と判定され、30人が感染しているのに陰性と判定されると発信しました。感染してないのに感染していると判定されると、人権侵害になる。そのため大規模PCR検査は反対と考えたのです。ところが、この特異度99%はニュージーランド、中国など大規模検査した結果では、99.99x%とわかってきました。99%と99.99%が、どれくらい計算結果が異なるかは、容易にわかりますよね。この特異度99%の誤情報が日本ではPCR検査をむやみにやってはだめという専門家や有名人からの発信につながって今日に至っています。ところが、クラスター対策でも和歌山県のように、濃厚接触者だけでなく接触者にも広くPCR検査を実施、さらに濃厚接触者は3日目前から追跡するといった徹底した積極的疫学調査を実施してきた県もありました。それは政府分科会感染症対策とは異なり、徹底したコロナ封じ込め作戦でした。
この分科会のクラスター対策中心では、無症状の感染者を取りこぼすのではないか、感染者が多発している地域(エピセンター)に、PCR検査を実施する必要があると児玉龍彦東大先端研教授が2020年7月16日の国会で証言しました。政府・分科会感染症チームは、その方略をすぐにとりませんでした。ところが、第3波を受けて、尾身茂会長も、「無症状者への頻回徹底検査」をいいだして、過去に言っていたことと異なることをいうようになりました。できれば、分科会感染症専門家の一人でもこの転換について、国民に説明してほしいもです。

2)濃厚接触者問題
濃厚接触者にも2週間の自主隔離をお願いしているようです。それは、PCR検査で陰性と判定されても、感染している可能性があるからです。それは、PCR検査の精度が低いのではなく、感染してからの日数によって、コロナウイルスの増殖する程度が異なるからです。発症前後が最も感染力が強いことが和歌山県のデータからわかります。日本感染症研究所は、和歌山県のように、こういったデータをだしてほしいです。また、感染力は発症して7日くらいでなくなるようですから、濃厚接触者の自主隔離も7日後にPCR検査を実施して陰性なら自主隔離解除といった方針はだせないのでしょうか?

濃厚接触者の問題の列挙します。
1.感染防御策(例えばマスクをしていると)をしていれば濃厚接触者に認定されない
2.濃厚接触者に認定されないとPCR検査を受けることができない
3.濃厚接触者と認定されなかった接触者からもPCR検査で陽性反応がみられた
4.濃厚接触者に認定されると2週間の自主隔離を要請され、地方自治体によって、支援体制(食料支給など)が異なる
濃厚接触者の定義(新型コロナウイルス感染症の診療の手引き4.1版2020.12.25)「患者(確定例)」の感染可能期間(発症2 日前~)に接触した者のうち,次の範囲に該当する者である.・患者(確定例)と同居あるいは長時間の接触(車内,航空機内等を含む)があった者・適切な感染防護なしに患者(確定例)を診察,看護もしくは介護していた者・患者(確定例)の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い者・その他:手で触れることのできる距離(目安として1m)で,必要な感染予防策なしで,「 患者(確定例)」 と15 分以上の接触があった者( 周辺の環境や接触の状況等個々の状況から患者の感染性を総合的に判断する).*積極的疫学調査実施要領について(2020 年4 月21 日改訂)

3)コロナウイルスがなぜ体内で増殖するのか?

※スタンフォード大学で研究している免疫学者の新妻耕太さんのYoutube 新妻免疫塾 がわかりやすいです
https://www.youtube.com/watch?v=RLIxN66A1lg

 

2021年2月20日 (土)

新型コロナウイルスへの対抗は世代を超えて命を守る教育ー防災教育の知恵を結集しよう

 東日本大震災からもうすぐ10年、あの日、釜石小の子どもたちは下校して学校にはいなかった。その後学校教職員の調査により、祖父母の命を助けていた子どもがいたことがわかった。「一回目はあまり逃げるのに賛成しない感じだったけど 何回か言ってる間に『逃げっぺし』ということになった」「もう絶対に逃げよう。お願いするから逃げてちょうだいと差し迫った声でしたね」 (NHKクローズアップ現代、2012年1月17日)。日々の防災教育の成果だ。
 昨年の今頃から日本も新型コロナウイルスの感染状況が危惧され、3-4月の第1波、7月―8月の第2波、12月―2月の第3波の襲来で死者は7千人を超えた。そのほとんどが高齢者だ。後遺症のまだ明らかにされてない問題はあるが、若者は軽症か無症状だ。しかし、感染力はある。
 私たちが2021年1月末に行った新型コロナウイルスに関する意識調査では、「20代は、50才代・60代に比べ、誹謗中傷・差別されるくらいなら体調悪くても出勤・登校すると思う傾向にあり、誹謗中傷がコロナを拡大するとは思ってない。感染防御対策(マスク・手洗いなど)は年代かかわらずよくやっている(4.5点以上)が、孤食・同居食は20才代は、40才50才60才代よりもやっていない。濃厚接触者になったら新型コロナウイルスの検査は受けないと回答した20才代は14%、60才代は9%であった。「新型コロナウイルスは、発症するまでは、ほかの人にうつることはほとんどない。」に「あてはまる」と14%が回答した。
 メディアにより、発症前後に感染力が最も強いこと、無症状の人からも感染力があること、高齢者の致死率が高いこと、今試されていることは、「世代を超えて人の命を大切にする心、特に若者が高齢者の命を守ろうとする心」だと思う。それは、教育の力でしょう。
 組織的な教育を行える場は学校だ。新型コロナウイルスを知って対処を学ぼう授業や講義を小・中・高・特別支援学校・大学・専門学校で文科省がリードして発信してはどうだろうか。
 小中高には「総合的な学習」を軸に、保健・道徳・特別活動の時間を使い、年間計画を立てる。新型コロナウイルスの学びは、1コマでは全く不十分。新しい生活様式によるストレスの問題、諸外国の実態と取り組み、コロナウイルスの歴史、さまざまに学ぶことが求められている。そして、「陽性体験者が安心して語ることができる社会」を、「陽性体験者の語りから感染防御を学ぶ社会」を、「無念にも愛する家族を亡くした方の思いから学ぶ社会」を日本はめざすべきではないだろうか。

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