2008年5月11日 (日)

H20年度はじめての動作法月例会

今年度のはじめての月例会!

本学の大学院生が多数参加しました。初心者のための動作法研修会を企画しました。

急遽のお願いにもかかわらず、H先生が、午前中、90分、動作法の理論と実技を担当してくれました。感謝!

トレーニーは11名でした。この2ヶ月の間に、いろんな出来事があったトレーニー。そして、新年度、あたらしい担任との出会い。新しい生活のはじまり。

兵庫の動作法キャンプは、8月24日~29日、丹波少年自然の家です。完全バリアフリーの少年自然の家は全国でも珍しいのではないでしょうか。

今年は、エビデンス・プロジェクトをひとつの柱に動きだしています。マネージャーのK先生が記録計画周到に事を運んでくれています。

私にも、新しい風となっています。今日、ベテランのトレーニーのHさんに、<ひとりでやる動作法、やってみて!これやったら気持ちいい!っていうの!>と尋ねてみました。

<わかんない!>というので、「動作法は本当はひとりでやるんだよ」というと、「だったらいままでの訓練は、うそだったの!」と言われてしまいました。

 原点に戻ろう!そう思った一瞬でした。

新しい風の大学院生。ほんとうに、楽しみな一年がはじまりました。

 SVにかけつけてくださったS先生、H先生、T先生に感謝です。

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2007年8月13日 (月)

動作法ミニキャンプを終えて

4年前からはじまった夏期の動作法ミニキャンプ。5泊6日に参加できないトレーニーのために、兵庫リハビリテイション心理研究会が企画している。

18名のトレーニー(幼稚園児から成人まで;脳性マヒ、交通事故による後遺症、自閉性障害など)に対して、主に特別支援学校・学級の先生がトレーナーをつとめました。県下のベテラン6名のSV。そして私の長年の友のH先生がキャンプ長。マネージャーのH先生のもと、てきぱきしたキャンプでした。

私は、久しぶりの障がい動作法キャンプでした。新しいトレーニーとの出会いも楽しかったし、大学の月例会に参加しているトレーニーとの動作法も楽しかったですね。私の方がエネルギーをもらった感じです。

「思うように動かせないくやしさ・つらさに、少しでもたのしくチャレンジしていこう!」

それが、最近の障がい動作法で、トレーニーとかかわるときの基本的スタンスです。

この20日から丹波少年自然の家で、5泊6日のキャンプがはじまります(トレーナーは19日から)。私も、久々に、腰を落ち着けて、取り組みます。トレーニーの急遽の欠席で、いま、1-2名の補充枠があるとか。どなたか、丹波の暑い夏を、たのしくチャレンジしませんか!!

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2007年6月24日 (日)

兵庫リハビリテイション心理研究会第23回大会終わる

6月24日、加古川市総合福祉会館にて、兵庫リハビリテイション心理研究会第23回大会が行われた。

午前の講演は、大野博之先生。動作法の歴史から、SART(self active relaxation therapy;主導型リラクセーション療法)を考案したきっかけ。

躯幹のひねりは、上手なトレーナーと下手なトレーナーで違いが大きいこと、でも躯幹のひねりは宝庫、それでSARTを考案したとのこと。さすが大野先生!

そしてSARTを適用した脳性マヒ青年の事例。車いすの乗り降りを自力でできるようになった貴重な事例。そして、ADHDの子どもの変化、嘔吐症状をもつ知的障がいの方の事例を紹介された。

午後は、20回の療育キャンプの誕生と、現在の課題について、フロアを交えて討論した。

いやー、たくさんの方からの声を聞くことができました。

学術的な成果の公表や、もっとわかりやすい伝達方法の考案まで、いろいろなヒントをいただきました。

会をしきってくださいったH先生はじめ運営スタッフの先生・保護者の方お疲れさまでした。

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2006年11月19日 (日)

日本臨床動作学会第14回大会学習院大学にて開催される

日本臨床動作学会第14回大会が11月17日~19日、学習院大学で開催されている。

私は、災害・事件後の臨床動作法-イメージと動作法の分科会を担当した。2時間セッションで、前半を私が、後半を新潟の織田島先生が担当した。

私は、事件や事故後の心理的支援としてのイメージ動作療法の実習を行った。まず、トラウマについて話した。次に、二人ひと組で、カウンセラー役、体験役を決めて実習を行った。デモンストレーションとして、Wさんにモデルになってもらった。ちょっとした不快な記憶をひとつ思い浮かべていただき、苦痛度、からだの感じと気分、つぶやきを語ってもらい、そのときの身構えや姿勢を思いだしてもらった。

 からだの感じは、胸がきゅっとする、とか、ドキドキする、といった表現であらわされる。

 身構えや姿勢は、動きやそれに伴う緊張が語られる。

 からだの感じと、身構え・動きを、聴き手は、区別して聞くことがポイント。

 それと、<そのときの身構えといっしょに少し味わってみますか?それとも、こうできればいいなーという姿勢や動作のイメージを浮かべますか?>

と尋ね、決して、すぐに、一般的にいわれている「望ましい姿勢動作」をすぐに提案しないことである。

Wさんも、胸が屈になるという動作を味わっていると、肩の力に気づき、自らが、こんな姿勢がいいかなと、からだを立てて、後ろに少しもたれるような姿勢に落ち着いた。

苦痛度もさがり、ほんの15分のデモが終わった。

後半は、織田島先生の中越地震後の被災者の息の長い活動を報告いただき、長岡バージョン動作法の実技を披露して頂いた。時間が短く申し訳なかったが、エッセンスは伝わったと思う。詳細は、臨床動作学研究第12巻に掲載されている。

 大会長の伊藤研一先生は、フォーカシングの第一人者であり、かつ動作法も臨床で活用されている。関係性やフェルトセンスを大切にされる本学会では異色の存在。伊藤先生の存在は、本学会の発展をさらに前に進めるであろう。伊藤先生の発表に、成瀬先生がフロアからコメントをされた。「フェルトセンスはとてもいいんです。でもそれを、イメージやことばにしてしまうからいけないんだと思うんです。フェルトセンスにどっぷり浸かるんですよ。イメージに逃げてしまわないように」といった内容だったと思う。

伊藤先生が司会をつとめたランチョンセッションでは、Oさんが、実に、興味深いケースを紹介した。私がSVを務めたのだが、その当時、聞けなかった話をOさんから聴けた。

あるセッションで、セラピストのOさんのお腹が鳴って、面接の場面の緊張感がさーっと変わった。「身体的共動感」とでも名付けたらいいのだろうか。その過程を聴いて驚いた。Oさんは、クライエントのストレスやトラウマを一度からだの中にいれているらしい。そして、少し具合が悪くなる。でも、それを動作法でセルフ処理しているのである。

これは、精神分析の逆転移、トラウマの二次的外傷性ストレスの問題でもある。

是非、論文にしてほしい。そして、伊藤先生に感謝、感謝である。そのような機会を作ってくれたのだから。

昨日の午後から、研修会が行われており、300名近い参加者が実技研修に参加している。

懇親会は、気品高い学習院大学の学食で行われた。とても美食だった。

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2006年10月 2日 (月)

第32回心理リハビリテイションの会(ソウル大会)

第32回心理リハビリテイションの会(ソウル大会)
2006 International Congress of Psychological Rehabilitation&International Conference of Psychological Rehabilitation in Seoul

 9月29日~10月1日に、ソウル・オリンピックパクテルにて、第32回心理リハビリテイションの会が開催された。私は、前日1日S県のストレスマネジメント教育の研修が予定されていたため、30日からの参加となった。関空を9時40分に離陸し、ソウル・インチョン国際空港には11時50分ごろ到着した。入国手続きなどを経て、空港からバスで会場へ。旅行ガイドのIさんは、流暢な日本語で、今の韓国事情を話してくれた。出生率が1.1..ということもあり、親がとても教育熱心であること、小さい頃からいくつもの塾に行っていること。ガソリンが1㍑190円と高いということ。「男は人前で泣いてはいけない」という文化があることなどなど。
 会場に到着すると、ちょうど成瀬先生の基調講演が終わろうとしていた。会場は約600名ほどの参加者でほぼ満席だった。つぎのシンポジウムは、韓国、インド、カンボジア、タイ、マレーシアでの動作法の現状が報告された。それが終わり、公開実技と国際交流連絡会議が開かれ、私は国際交流会議に出席した。マレーシアは福島動作法研究会が、タイは大阪動作法ソサエティがバックアップしていた。いずれも養護学校の先生が中心にこの5年から10年かかわり続けていた。インドは、九州大学に留学して現在は日本で教鞭をとっているSurender Kumarさんが中心となってこれまで活動してきた。カンボジアは塚越さんが息長くバックアップしてきた。韓国は、韓国臨床動作学会が10カ所で、月例会やキャンプを実施しているとのことである。
 私が大学院生の頃、韓国から留学してこられていたベク先生ともお会いできた。
  夜は養護学校の生徒の太鼓演奏をオープニングに交流会が開かれた。音楽と動作は、世界共通語であることを思いながら、子どもたちの太鼓を聞いた。兵庫の保護者と教師と同じテーブルで有意義なひとときを過ごした。
  2日目の午前中は、障がいごとに、分科会が開かれた。私は、「乳幼児の動作法」に参加した。ここでは、韓国のキン・ミュオンさんの発表を紹介したい。1歳7ヶ月の脳性マヒの子どもさんに、動作法(SARTとタテ系)を週に5回(一回40分)行った結果、ひとりで坐ることができなかった子どもが、10ヶ月後には一人で立てるまでになった過程が詳細に報告された。子どもが意欲的に訓練に取り組める工夫がなされていた。是非、学術誌に投稿してほしい。日本語のpptも用意されていて実にわかりやすかった。キンさんの施設では、同じような障がい幼児の子どもが、動作法を中心とした訓練を受けており、同様の効果がでているとのことである。
 また、通訳が大活躍だった。多くは、九州大学で、動作法を学んで韓国で活躍している研究者・実践家であるため専門用語に堪能だったのも、この大会が大成功に終わった一因であろう。韓国での10年間の動作法の実践研究がここに集約され結実された。これまでの尽力に敬意を表したい。
  韓国の大会で印象深かったことは、「障がい」と「害」をひらがなで記載していたことである。ないしは、スライドでは「障碍」と記載していた。広辞苑では、「害」は「①そこなうこと。悪くすること。②さわり、わざわい。③さまたげ。」とある。また、「碍」は「さまたげること。さえぎること。」とある。「障」は「①さまたげること。じゃますること。さわり。②仏道修行の障害となるもの。③防ぎへだてること。また、そのもの」である。「害」には、「悪くすること。わざわい」という意味があるので、確かに、「障害」という用語は間違いであろう。少なくとも「障碍」を使うべきであろう。1泊2日であったが、色々と考えさせられた2日間であった。

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2006年8月 6日 (日)

第36回兵庫県心理療育キャンプ

兵庫県の肢体不自由養護学校が連合して開催している心理療育キャンプがある。毎年、8月のはじめに、3泊4日で、行われている。今年は第36回である。36年つづいている企画である。兵庫県の養護学校の先生方は、いち早く、学校教育の中に、動作訓練を取り入れた。養護・訓練を経て、自立活動に、位置づけられている。小学校1年生から高等部3年生までのトレーニーが、動作学習、集団活動、親子動作学習に取り組む。

3名の子どもたちに、それぞれ、マンツーマンでトレーナーがかかわる。いわゆる重度重複といった障害のある子どもたちから、おしゃべりが堪能な青年まで、さまざまである。そして、3組のトレーニーとトレーナーに、動作法のスーパーバイザーが1名つく。さまざまなドラマがあった。その内容はここには書けないが、閉会式のようすを少しお伝えして、このキャンプのよさを伝えたい。
 閉会式では、高等部3年の生徒が、感動的なあいさつをした。それは、自分の体験を素直に語るとともに、先生方への配慮の行き届いたユーモアあふれるスピーチであった。
 また、トレーナーのある先生は、「子どものことだけを考えることができるというのは、なんと幸せだろう!」と語った。初めて参加した保護者は、「いつも浣腸をしなければでなかったのに、便がひとりでだせたんです!」と語った。子どもたちの生活が少しでも送りやすくするために、私たちができることはなにか?本当の援助とは何か?動作補助をしすぎてないか?それは援助ではなく、子どもの自立をそぐ妨害的かかわりではないか?さまざまなかかわりを工夫しながら、真剣に、トレーナーは、よりよい援助を模索する。
 兵庫県では、研究会主催のキャンプもある。神戸市の有志による5泊6日のキャンプ、そして、兵庫リハビリテイション心理研究会主催の5泊6日のキャンプである。暑い夏は、子どもたちから、いろんなことを教えてもらう夏でもある。

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2006年5月28日 (日)

5月動作法月例会

5月の動作法月例会、やっぱり、トレーニーとの動作法は、楽しいですね。

小学1年生の学齢時から、成人の方まで、そして、障害も多様です。

交通事故の後遺症、脳性マヒ、レット、自閉性障害などなど。

10時開会。午前中2コマ、1コマはインテイク。2コマ目は、動作法1と親の会1。

そして、大学食堂で昼食。1時半から集団療法と親の会2。そして動作法2、終了は3時。

トレーナーは、そのあと1時間の研修。

私が、被害者支援で決してへこたれないのは、これまで出会った障害をもった方とその保護者からいただいた生きるエネルギーがあるからです。感謝。

成瀬先生があるときいわれていました。『「もうだめだ」と思ったらだめ』。

いつも、少しでも生活がしやすくなるように、生活が楽しくなるように、人は努力する存在です。

kattu、一年間のマネージャーおつかれさん。さすが、マラソンランナー、ねばり強く完走しましたね。

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