日教組と心の健康教育
日教組批判を繰り返した中山国土交通大臣が今日辞任するらしい。
毎日新聞に発言が引用されている。http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080928ddm041010134000c.html
●日教組について
日教組については、いろいろ言いたいことがある。大臣になって一番大事な仕事は、美しい古里と、安心・安全で住むことができる国土を子や孫たちにバトンタッチすること。今の日本を子供たちにこんな状態でバトンタッチしていいか。そういう強い気持ちがある。さまざまな犯罪が起こっている。あるいは親殺しとか。それは教育に問題があった。特に日教組。何より問題なのは「内心の自由に立ち入らない」と言って、道徳教育に反対する。何とか日教組を解体しなければいかんと思っている。小泉さん流に言えば「日教組をぶっこわす」。この運動の先頭に立つ思いでいる。
<さまざまな犯罪が起こっている。あるいは親殺しとか。それは教育に問題があった。>
これには同感だが、どうして、それが日教組への批判になるのだろう。
私は、日教組の取り組みのひとつとして、ツナミ被災地・インドネシア・アチェを訪問した。日教組は、子どもの心について真剣に考え、傷ついた子どもの支援に全力を挙げて取り組んでいる。私は日教組の一員ではないが、海外でいっしょに活動してきた者として、そのことはみなさんにお伝えしたい。
神戸児童連続殺傷事件後に、「心の教育」ということばが、教育界でも用いられるようになった。最近では、心の教育=道徳教育、と考えられるようになっている。私は、これまでの道徳教育のみでは、犯罪の抑止にはつながらないと思う。犯罪抑止のためには、「心の教育」といった多様性のある概念よりも、「心の健康教育」や「心理健康教育」といった概念で、教育のなかに、きちんと織り込んでいくことが必要だと考えるようになった。
今回の大臣辞任を契機に、党派を超えて、子どもの教育について、犯罪抑止のためにどのような教育が望ましいのか、それをどのように施策の中で実現していくのかを見守りたいし、発言していきたい。
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