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2008年6月13日 (金)

四川大地震後の心理援助7-抗震救済衆志成城

 四川大地震の心理援助は、中国国民の大きな関心事のようです。連日、CCTVで、子どもの絵を分析する心理学者(?)の映像が流れていました。

 阪神淡路大震災のとき、アメリカからディブリーフィングを推奨しにやってきました。怖い感情をはき出させることが回復につながると訴えたのです。6000人以上が亡くなった喪失の空間で、感情をはき出させることを強いることは、無理がありました。

 マスメディアも、子どもに地震の絵を描かせようとしていました。当時、私は、避難所にでかけて、おとなを主に対象に「リラックス動作法」を行いました。兵庫教育大学の学生ボランティアチームは、避難所になっている学校に毎日出かけて、子どもと遊びをとおして、かかわり続けました。当時子どもたちが、自由に描いた多くの絵は、動物の親子、花、といった心がほっとする絵が多かったのです。

 世界で災害が起きた後、望ましい心理援助(心のケア)のあり方をを簡潔に伝えたくて、3つにまとめました。それを、帰国後、吉先生に送ったら、すぐに、中国心理学会の重鎮に送ってくれました。

 それが、いま、中国心理学会の「衆志成城、抗震救災」のページに掲載されています。ありがたいことです。

「衆志成城、抗震救災」とは、民衆の志を集めて、万里の長城になる、という意味で、みなの心を結集して、この困難を乗り越えよう!というメッセージだそうです。

阪神淡路大震災のときもそうでしたが、人と人の絆こそ、困難を乗り越える力になる、と実感しました。中国は、そのことをいち早く、メッセージとして、全国民に送ったのです。すばらしいことです。

http://www.cpsbeijing.org/newsreport.htm

中国心理学会
 http://www.cpsbeijing.org/ の「衆志成城、抗震救災」のマークをクリックすれば、「災害後心理援助三原則」が掲載されているところを見れます。

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コメント

お疲れさまです。
昨夕、広島県の地元放送局が四川へ派遣されました先生方の内の一人である、市立大の吉沅洪先生のインタヴューをまじえながら、四川での活動を紹介していました。
我らの?高橋哲先生の姿も、活動の写真の中で放映されていました。
吉沅洪先生のインタヴューは、体の緊張を緩めることを話されてました。

過去に「学生のつどい」の合宿で学んだ「安全・安心」→「表現による表出(喪の作業)」→「社会関係への再結合」を放送を視てて思い出しました。
これからも災害は世界で起こってゆくことでしょうが、小生はいつか動作法を学んで「心理あんま(成瀬悟策先生の表現)」で微力に貢献ができればと思っています。
敬具
PS今朝また、岩手で地震がおきました。小生在住の広島でも、正午からNHK教育以外が特集番組を放映しています。

投稿 ino | 2008年6月14日 (土) 12時53分

はじめまして!

中井久夫先生のお名前を辿って、お邪魔いたしました。

犯罪被害者や地震等の被災者の方々の心のケアについて
これからも、イロイロ教えていただきたいと想いました。

私は、発達障害を持っている、といわれる子どもを育てながら
何らかのカタチで当事者や家族の支援に関わりたいと思って
勉強をしているところです。

(よろしかったら先生の活動やブログについて
私のささやかなブログでご紹介させていただいても
よろしいでしょうか?)

どうぞ,よろしくお願いいたします!

投稿 風待人 | 2008年6月17日 (火) 10時00分

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